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こんな同級生がほしかった!ドイツ発・美男美女のフレッシュな俳優たち『50年後のボクたちは』

『ソウル・キッチン』『消えた声が、その名を呼ぶ』などで知られ、5月の第70回カンヌ国際映画祭ではダイアン・クルーガーに主演女優賞をもたらした最新作『In The Fade』(原題)でも注目を集めるドイツの名匠ファティ・アキン。現在、日本公開中の

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『50年後のボクたちは』本国プレミアにて (C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH
『50年後のボクたちは』本国プレミアにて (C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH 全 13 枚
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『ソウル・キッチン』『消えた声が、その名を呼ぶ』などで知られ、5月の第70回カンヌ国際映画祭ではダイアン・クルーガーに主演女優賞をもたらした最新作『In The Fade』(原題)でも注目を集めるドイツの名匠ファティ・アキン。現在、日本公開中の『50年後のボクたちは』は、誰もが通過する、永遠には続かない14歳という一瞬の煌めきを瑞々しく捉えた爽やかで切ないロードムービーとして注目を集めている。本作を牽引する、フレッシュで魅力あふれる若手キャストたちに迫った。

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■若かりしころのイギー・ポップにそっくり! 主人公は笑顔が可愛い新進気鋭の大注目俳優!



ドイツ国内で220万部以上を売り上げる大ベストセラーとなった国民的小説「14歳、ぼくらの疾走」(ヴォルフガング・ヘルンドルフ著)を原作にした本作。“現代版『スタンド・バイ・ミー』”とも呼び声の高い、思春期の1ページを切り取ったロードムービーだ。

『50年後のボクたちは』(C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH
クラスのはみだし者で、同級生からは変人(サイコ)扱い。しかも母親はアル中で、父親は浮気中。そんな、自分の居場所を見つけられないままでいる14歳の主人公マイク役を演じたのは、ドイツの新進気鋭の大注目俳優トリスタン・ゲーベル。2002年8月生まれ。ファティ監督は、マイク役の俳優には「いつ捕まるかとビクビクしている幼い顔が欲しかった」と話しており、そのイメージにぴったりな、童顔とはにかんだ笑顔が実にキュート。

実はトリスタンは、4歳で長編映画デビューを果たし、その後も数々の映画やドラマで活躍している実績あるベテラン子役。本作では、もともとはマイクのクラスの級友の 1人としてキャスティングされていたが、急きょ主役を務めることになった。突然の主役の抜擢にも関わらず、思春期の揺れ動く繊細な心情を見事に表現した彼の演技は、原作小説ファンの期待を裏切ることなく、本国で高い評価を受けた。その後も続々と出演作が公開されており、ドイツの新進気鋭の大注目俳優となった。また、本作を観た人の間では「若かりしころのイギー・ポップにそっくり!」と話題に。ぜひ、映画を観てチェックしてみて。

トリスタン・ゲーベル(C)Getty Images

■“大五郎カット”なのに笑顔は“向井理”似!? 彗星のごとく現れた新人俳優にファン続出中!



『50年後のボクたちは』(C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH
ロシアから移住してきた転校生で、目つきが悪く、変な髪型の上に二日酔い!? クラスで浮いていたマイクを、ひと夏の冒険に連れ出す転校生チックを演じたのは、本作でスクリーンデビューを果たしたアナンド・バトビレグ・チョローンバータルだ。2001年ミュンヘン生まれ。本作では重要な役どころを演じるチック役に、モンゴル系の子役をと必死に探していたというファティ監督。なかなか適した子役が見つからず、モンゴル大使館に相談してみたところ、勤務しているモンゴル大使館職員が「俺の息子がいる!」と当時、交換留学中だった彼を推薦、その後、見事オーディションに合格したというシンデレラボーイ。

一見風変わりな見た目だが、友人思いで、14歳らしからぬクールでスマートな役どころのチック。鑑賞後には「チック役のキャラがいい! 最高!」「こんな友達が欲しかった」「笑った顔が向井理にそっくり」「イケメンのポテンシャルが高い」などの感想が男女問わず寄せられており、アナンドのファンが急増中! ビッグ・バンドのドラム担当でテコンドーとアニメが大好きという一面も。

『50年後のボクたちは』本国プレミアにて (C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH
ファティ監督は、見事な凸凹コンビを演じた2人の起用について、「彼らは撮影当時13歳でした。私は運転席でビクビクしている顔が欲しかったのです。トリスタン・ゲーベルは多くの映画ですでに出演経験がありました。チックを演じたアナンド・バトビレグ・チョローンバータルは、この企画に入った初日にオーディションをした子でした。その演技に心打たれたので、『彼にしよう』と言ったのです」と、ふり返ってコメント。等身大の2人の息の合った演技により、思春期の少年の成長譚を爽やかに映し出されている。


■旅先で出会うヒロイン演じる美少女のビフォアアフターにも注目!


そんな彼らが、旅先で出会うヒロインも忘れてはならない。旅の途中に、ゴミ山横の廃墟からボロボロの身なりで登場するヒロイン、イザ。境界性人格障害を抱えているという、難しい役どころを演じた美少女は、ドイツで活躍する新進気鋭女優メルセデス・ミュラー。1996年11月4日ベルリン生まれ。中世的な顔立ちにミステリアスな雰囲気をまとった彼女に、予告編を見た人の中には「美少年」と見間違う方も。

『50年後のボクたちは』(C)2016 Lago Film GmbH. Studiocanal Film GmbH
鑑賞後には、「(マイクの片想いの相手)タチアナより断然イザ派!」と語るファンが急増中。ボロボロの身なりの少女が髪をばっさりと切ると、そこには見違えるほど美しい女性がいた…そんな息をのむ、“青春あるある”ビフォーアフターにも注目だ。

メルセデス・ミュラー オフィシャルサイトより
6歳で初めてカメラの前に立ってから、TVを中心として活躍していたというメルセデス。今後の待機作に『Smile』(’17/ステッフェン・コーン監督)などがある。俳優以外ではドイツ国内、また国際的なキックボクシング大会で複数回優勝の経験があるというギャップも見逃せない。

世界的な大ベストセラー小説の実写化作品の主演というプレッシャーのなか、見事、原作の世界に新たな光を与えた、彼らのみずみずしい演技に注目してみて。

『50年後のボクたちは』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて順次公開中。

《シネマカフェ編集部》

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