■殺人犯が愛に目覚める…『ユリゴコロ』

ある一家で見つかった1冊のノートに綴られた“殺人者の告白”を軸に、過去と現代が絡み合っていくミステリー作品。吉高由里子が5年ぶりに主演を務めており、人を殺害する行為から逃れられずにいる美紗子を、葛藤を交えて演じている。
■スピリチュアルな美人姉妹の苦悩…『プラネタリウム』

ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップの共演というだけで、気になっていた方も多いのでは? 想像するだけでもキュートな画になりそうだが、本作はちょっと変わったスピリチュアルな作品。ナタリーとリリー=ローズは降霊術を操るアメリカ人姉妹を演じており、1930年代のパリを舞台に、スピリチュアルな世界と映画界の舞台裏、不穏な時代の空気までも映し出す神秘的で美しい物語を描く。
■等身大のジュリーに共感…『ジュリーと恋と靴工場』

職もなく、お金もなく、彼氏もいない三重苦だったジュリーが、かろうじて就職できた靴工場で、女性の靴職人たちや仲間と知り合うことで自分らしさを見つけていくミュージカルコメディ。等身大で一所懸命に生きるジュリーに、ほほえましくも勇気をもらえるフレンチポップな作品!
■心臓移植を通した“喪失と再生”の物語…『あさがくるまえに』

心臓移植という現実に直面した家族、恋人たち、医者たちの心の揺れや葛藤を、1日の物語として、カテル・キレヴェレ監督が女性らしい繊細さで描いたヒューマンドラマ。情感豊かで叙情性あふれる幻想的な映像と最先端医療のリアルな描写を通して、喪失と再生の物語が描かれる。