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有村架純&蒼井優ら、華やかに釜山映画祭オープニングに登場! 日本映画は大物&話題作揃い

10月12日(木)、韓国にて第22回釜山国際映画祭(BIFF)が開幕! 日本から、大ヒット中の『ナラタージュ』のヒロイン・有村架純や行定勲監督、『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優、阿部サダヲ、白石和彌

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有村架純&蒼井優&中山美穂(C)Getty Images
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10月12日(木)、韓国にて第22回釜山国際映画祭(BIFF)が開幕! 日本から、大ヒット中の『ナラタージュ』のヒロイン・有村架純や行定勲監督、『彼女がその名を知らない鳥たち』の蒼井優、阿部サダヲ、白石和彌監督、『リングサイド・ストーリー』から佐藤江梨子、瑛太、武正晴監督らが開幕式のレッドカーペットとオープニングセレモニーに登場した。

今年は、あいにくの雨の中の開幕となった釜山国際映画祭。「Gala Presentation(ガラ プレゼンテーション)部門」に正式招待されている『ナラタージュ』は、2006年版「この恋愛小説がすごい!」1位に輝いた、島本理生による禁断の純愛物語を行定監督が映画化。

「嵐」の松本潤がオーラを封印して主人公の高校教師・葉山を好演。ヒロイン・工藤泉役を務めた有村さんの体当たりの演技も話題を呼んでいる。今回の釜山は、有村さんにとって初めての国際映画祭。肩を大胆に露出した「ジョルジオ・アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」のブラックのドレスを着こなし登場した。事前には「海外の方にも、映画『ナラタージュ』が、どのように届いて下さるか、不安もありながら、でも、少しでも何か残って下さることを期待している」と語っていたが、やや緊張の面持ちながらも笑顔で手を振り、写真撮影に応じていた。

『ナラタージュ』(C)2017「ナラタージュ」製作委員会
行定監督は、本映画祭は実に11回目。「かつて『GO』『春の雪』『クローズド・ノート』という恋愛映画を熱狂的に受け入れてくれた釜山の観客が、私の恋愛映画の集大成である『ナラタージュ』をどんな風に観てくれるかが楽しみ」と事前に語っており、10月13日(金)に行われる公式上映にも揃って参加する。

また、「A Window on Asian Cinema(アジア映画の窓)」部門に出品されている『彼女がその名を知らない鳥たち』は、「究極の愛とは何か」と大人の女性たちに問い、読者を虜にした沼田まほかるの人気ミステリー小説を映画化。韓国でも非常に人気の高い蒼井さんが、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の艶やかな衣装をまとい、阿部さん、白石監督と共にレッドカーペットに登場すると、会場からはひと際大きな歓声が巻き起こっていた。

『彼女がその名を知らない鳥たち』 (C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
4回目の本映画祭の参加となる蒼井さんは、映画祭特有の豪華絢爛な雰囲気を楽しんでいる様子。「初めて参加させていただいたときに、主催の方に『釜山国際映画祭は他の海外の映画祭よりかは小規模で予算的に掛けられるわけではないけど、他に負けないのは観客の皆さんです。そこに誇りを持ってます』と言われたのが印象的でした」とふり返っており、「また観客の皆様にこの作品を観ていただけるだけで本当に嬉しいです」と感慨深げにコメント。

阿部さんは初めての国際映画祭への参加となったが、 少し緊張しながらも終始、笑顔で蒼井さんと白石監督に促されながらレッドカーペットを優雅に闊歩。「こんな正装姿は初めてで、本当に楽しみです! 服を汚せないから緊張するな~」と喜びいっぱい。さらに「韓国映画に登場する人物は(自身が演じた)陣治っぽい、汚い印象があるキャラクターが多いので、絶対受け入れられると思います」と、期待を込めてメッセージを贈り、白石監督は「観客の皆様に単純に楽しんで欲しいです」とコメント。

『彼女がその名を知らない鳥たち』 (C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会
さらに、同じく「アジア映画の窓」上映がワールドプレミアとなる『リングサイド・ストーリー』は、『百円の恋』が大絶賛された武監督の最新作で同じスタッフ陣が再結集。ヒモ同然のダメ男を演じた瑛太さん、その彼氏を健気に支える彼女を演じた佐藤さんもレッドカーペットに登場。2人とも釜山国際映画祭への参加は初めてとなる。

花柄をポイントにした真っ白なパンツスーツで登場した佐藤さん。抜群のプロポーションと華やかさに、韓国だけでなく世界のメディアが魅了されていた様子。一方、真逆なカラーのブラックジャケットでレッドカーペットを颯爽と歩く瑛太さんは、韓国でも大人気で、女性ファンから握手や写真を求められていた。そして、蝶ネクタイの武監督は、W主演を両手に花にして威風堂々とレッドカーペットを歩き、「監督冥利につきる」という表情を浮かべながら釜山のオープニングを満喫。

『リングサイド・ストーリー』(C) 2017 Ringside Partners
瑛太さん扮する売れない俳優・村上ヒデオの夢は、10年同棲している彼女・江ノ島カナコを「カンヌ国際映画祭」に連れていくことだったが、映画のキャッチコピー通り、カンヌならぬ釜山のレッドカーペットを揃って歩くことで“夢”は叶ったともいえそう。今年は、日本からの参加作品が例年になく多数の中、同作が邦画としてはトップバッターを飾る。

「ガラ・プレゼンテーション部門」では、『ナラタージュ』ほか是枝裕和監督×福山雅治『三度目の殺人』、中山美穂×キム・ジェウク『蝶の眠り』もダーレン・アロノフスキー監督×ジェニファー・ローレンス『マザー!』とともに招待作品として上映。

中山美穂&キム・ジェウク/『蝶の眠り』
「アジア映画の窓」部門には、黒沢清監督の『散歩する侵略者』、河瀬直美監督の『光』、北野武監督の『アウトレイジ 最終章』、吉田大八監督の『羊の木』(ワールドプレミア)『美しい星』、廣木隆一監督の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』、岸善幸『あゝ、荒野』など、世界的監督の作品から話題作がずらり。

「オープン・シネマ部門」での『君の膵臓を食べたい』『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』なども注目を集めている。

「釜山国際映画祭2017」は10月21日(土)まで開催。

《シネマカフェ編集部》

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