本作の主人公は、殺人課の刑事でありながらギャンブル依存症のハリー(ジェームズ・ネスビット)。カジノで大負けをしていた夜に出会った謎の美女から、“運“を操ることのできるブレスレットを受け取る。しかし、幸運をもたらすというこのブレスレットの代償は大きく、ハリーはロンドンを脅かす犯罪の渦中に引きずり込まれていく。果たして、ハリーは家族、仲間、そして自分自身を守り、事件を解決することができるのか…?

運にも家族にも見放され、警察の中でも異端児扱いだった主人公ハリー・クレイトンを見事に演じたのは、『ホビット』シリーズのボフール役や海外ドラマ「脳外科医モンロー」「ザ・ミッシング~消えた少年~」などで知られるジェームズ・ネスビット。彼をはじめとする役者たちの素晴らしい演技、英ロンドンを象徴する魅力的な風景、そしてジェットコースターのようなスリルあるストーリー展開には注目だ。
本作に製作総指揮としてかかわるのは、アメコミ界の重鎮にして、12月の「東京コミコン」に来日することも決まっているスタン・リー。このたび、彼からコメントが到着し、出演シーンの劇中カットも公開となった。

謎に包まれたブレスレットが持ち主に強運をもたらす、という面白さがコンセプトの本作。このアイディアが生まれた経緯について、スタン・リーは「私はよく人に、どんなスーパーパワーでも手に入れることができるとしたら、何のパワーを手に入れたいのかとか、まだどのヒーローにも与えていないパワーは何ですかと、聞かれます。私は、“運”ほど強力なパワーはないと思っています。なぜなら、運さえあればどんな物事もうまくいくからです」と言う。
「このコンセプトを基にドラマが作れないかと考えた末、現代版のスーパーヒーローが、ある日“運”を手に入れるという筋書きで面白い番組が作れるのではないかと閃きました。運は誰にでも起こりうることだけに、誰もが共感できる題材だと思っています」と、本作の魅力を明かす。その仕上がりについても自信たっぷりの様子で、「ワクワクするようなストーリー構成、各シーンに秘められた仕掛け、そして素晴らしい演技と演出力です。毎週終わって欲しくないような、最終回が来て欲しくないようなドラマに仕上がっていると思います。少なくとも私は一視聴者として、ドラマを見るたびにそういう気持ちになってしまいます」と語っている。

また、マーベル作品など自身が手掛ける数多くの作品でカメオ出演を果たしているスタン・リーだが、本ドラマでも“本人役”として登場。ギャンブルにのめり込み家族にも見放された、運もツキもない刑事ハリーが偶然、ある本屋の前を通りかかると、その前には長蛇の列。そこには、笑みを浮かべながらサイン会真っ最中のスタン・リーの姿が! 今回公開されたのは、そんな微笑ましいスタン・リーの姿を捉えた劇中ショット。彼がどのタイミングで登場するのかも気になる!
さらに、本ドラマの世界観が伝わる場面写真も一挙に公開。ギャンブル依存症のため妻と娘に家を出ていかれ、裏組織にも多額の借金をしている、ロンドン市警殺人課のハリー。ある日、見知らぬ美女(シエンナ・ギロリー)が現れ、彼を大当たりへ導こうとする。そんな少々“怪しい雰囲気”が漂うカットから、ハリーが何者かに銃を向ける緊迫した空気が伝わるカットまで、先の読めない緊迫感あふれる展開が伝わってくるものばかりとなっている。

Huluプレミア「スタン・リーのラッキーマン」はHuluにて独占配信中。