1962年、アメリカ。政府の極秘研究所に勤めるイライザは、秘かに運び込まれた不思議な生きものを見てしまう。アマゾンで神のように崇められていたという“彼”の魅惑的な姿に心を奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くように。子どものころのトラウマが原因で声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。“2人”の心が通い始めたとき、イライザは“彼”が間もなく実験の犠牲になると知る――。
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監督・脚本・製作を手がけたのは『パンズ・ラビリンス』の名匠ギレルモ・デル・トロ。ヒロインのイライザを演じるのは『ブルージャスミン』でアカデミー賞にノミネートされ、『パディントン2』や『GODZILLA ゴジラ』などに出演するサリー・ホーキンス。言葉なしであふれんばかりの感情を表現する渾身の演技は、本年度主演女優賞の大本命の1人だ。
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また、イライザを温かく支える友人に『ドリーム』のオクタヴィア・スペンサー、『扉をたたく人』のリチャード・ジェンキンス。さらに、イライザと“彼”を執拗かつ残忍に追い詰めるエリート軍人にマイケル・シャノンと、オスカー級の名優たちが脇を固め、『パンズ・ラビリンス』『クリムゾン・ピーク』などデル・トロ作品常連であるダグ・ジョーンズが“彼”に扮している。
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このたび到着したポスタービジュアルは、世界が注目する気鋭のアーティスト、ジェームス・ジーンの手によるデザイン。深い海を彷彿とさせる独特のブルーで一面描かれている。イライザと、人ではない不思議な生き物との言葉を超えた愛を情熱的、かつ悲劇的に映し出す印象的なポスター。これまであらゆる形で描かれてきた種族を超えたラブストーリーが、奇才ギレルモ・デル・トロの手により、官能的で切ないファンタジーロマンスに生まれ変わったことを示している。
『シェイプ・オブ・ウォーター』は2018年3月1日(木)より全国にて公開。