故郷での忌まわしい“秘密”を共有する男女が25年後に再会を果たし、内なる苦悩と暴力性をむき出しにぶつかり合う。主演を務める井浦さんは「見終わった瞬間は『何だ、これ?』って衝撃で、大森監督がすごいものを作っちゃったなと感じた。(俳優として)魂を削り合ったし、宝物のような作品になった」と強い手応え。瑛太さんは「元気ですかー? 元気がないと、この映画、観終わることができません!」と声を張った。
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意外にも井浦さんと瑛太さんは、本作で初めて共演。「愛してやまない人。共演できると知ってワクワクしましたし、2人で何かできるってのがうれしくて」(井浦さん)、「尊敬し、大好きな先輩。喜びとともに緊張し、胸がザワついた。現場ではずっと観察していました。休憩中、イスに座るのかな? とか」(瑛太さん)と相思相愛ぶりを披露した。
劇中には暴力の果て、井浦さんが瑛太さんにのしかかるシーンがあり、大森監督は「顔の距離感が近くて、『あれ、キスしちゃうの?』って思うほど。実際、何かの記事で『ボーイズラブの進化形』って書かれていて…」と回想。2人の感情がぶつかり合う様子を、瑛太さんの出演映画を引き合いに「ミックスよりもミックスしている」と話すと、瑛太さんは「ほら、(記者の)皆さん、これ書いちゃうから」と慌てていた。
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「エネルギーを絞り切りました」とふりかえるのは、大森監督の大ファンだという長谷川さん。一方、橋本さんは「女優を続ける上でのターニングポイントになる作品。体も心も裸になった」と誇らしげだった。
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『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。