昨年9月の「レッド・ツェッペリン」に始まり、「メタリカ」、プリンス、「ザ・ローリング・ストーンズ」「ポール・マッカートニー・アンド・ウィングス」「ピンク・フロイド」、デヴィッド・ギルモア、「ブラック・サバス」、デヴィッド・ボウイと約1年間で世界最高クラスのミュージシャンのライヴを紹介してきたライヴ絶響上映。
次回、2018年の“絶響はじめ”は、2018年8月に生誕60年を迎えるマイケルの主演映画で、日本公開30周年を迎える大ヒット作『ムーンウォーカー』(1988年10月29日日本公開)に決定。
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■あらすじ
スーパースター、マイケル・ジャクソン。しかし彼の私生活は、完全に謎のべールで包まれていた。実は彼は、地球の愛と平和を守るため愛の守護神コスモから遣わされた「ムーンウォーカー」という名の使者。ある日、友人である3人の孤児たちとともにピクニックに出かけたマイケルは、ふとしたことからミスター・ビッグ(ジョー・ペシ)率いる暗黒組織のアジトにもぐり込んでしまう。そこでマイケルは子どもたちを麻薬漬けにして世界を支配しようとしている彼の企みを知る。持ち前のコスモパワーで「ムーンウォーカー」に変身した彼は、暗黒組織を叩きつぶし、子どもたちを悪の手から救い出すのだった――。
マイケル・ジャクソンの世界を巡る、魔法のような音楽旅行
「未知のアドベンチャーへ、出発の用意はできたかい」。目も眩むスペシャル・エフェクトを散りばめた、ゴージャスこの上ないミュージカルとして知られる本作。「BAD WORLD TOUR」での圧巻のライブ・パフォーマンスに始まり、マイケルのデビューからの四半世紀をたどる、めくるめく映像の数々、また当時の最新鋭SFX駆使したミュージック・ビデオを収録。
片や、冒頭1曲目に収録された人種差別、環境破壊、人類の愚かな争いに反対するメッセージが込められた「MAN IN THE MIRROR」をはじめ、マイケルにとっての永遠のテーマ“世界平和”の願いや強い意思が随所に散りばめられている。
「スムーズ・クリミナル」は子どもたちを悪の手から助けるために活躍するショートストーリーをインサートした、42分もの長編ミュージック・ビデオになっており、そのVer.は本作でしか観ることができない貴重なもの。現在も、マイケルといえばコレ! と必ず紹介される、足を地面につけた状態で体全体を45度傾けるスゴ技“ゼロ・グラヴィティ”が披露されている。このビデオは、グラミー賞最優秀長編ミュージック・ビデオ部門にもノミネートされた。
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空前のスケールで歌と踊りが展開される本作は、当時20代という若さで主演・原案・プロデュース・振付・製作総指揮を手掛け、非凡な才能を遺憾なく発揮したマイケルの総合芸術の1つともいえ、その歴史の中で永遠に輝き続けるマスターピース。監督を務めたジェリー・クレイマーも、「映画『ムーンウォーカー』はマイケル・ジャクソンの手による、マイケル・ジャクソンについての素材を、魅惑的に結びつけた映画だ」とも語っている。
グラミー賞8部門受賞し、売上枚数世界NO.1で未だその記録を破られることなくギネスにも認定された1982年作の名盤「THRILLER」で全世界を席巻、1987年には大ヒットアルバム「BAD」が発売され、今世紀最大のエンターティナーと呼ばれ、ステージでも華麗なその姿を見せるスーパースターにして、名実ともに”KING OF POP”となったマイケルのまさしく全盛期の姿を観ることができる貴重な映像作品。
今回のライヴ絶響上映では、2010年にブルーレイ化された際の劇場上映Ver.にて上映。2018年の絶響初めは、マイケルの絶叫と神がかったパフォーマンスに酔いしれてみては。
「祝!劇場公開30周年記念!『マイケル・ジャクソン ムーンウォーカー』一夜限りのライヴ絶響上映@Zepp東阪」は2018年1月15日(月)、東京・Zepp Tokyo/大阪・Zepp Nambaにてライヴ絶響上映。