大学卒業を機に親元を離れた主人公トーマス(カラム・ターナー)は、同じアパートに住む小説家の男(ジェフ・ブリッジス)と出会い、彼から人生のアドバイスを受けることに。ある日、想いを寄せる女の子(カーシー・クレモンズ)と行った店で、偶然に父(ピアース・ブロスナン)とその愛人(ケイト・ベッキンセール)の密会を目撃したことから、思わぬ事態に展開していき…。
音楽愛にあふれたハイセンスな作風のボーイ・ミーツ・ガールムービー『(500)日のサマー』でセンセーショナルなデビューを飾ったマーク・ウェブ監督。超大作『アメイジング・スパイダーマン』シリーズを経て、家族の素晴らしさを描いた感動作『gifted/ギフテッド』に続く最新作は、ニューヨークを舞台に原題と同じ「サイモン&ガーファンクル」の名曲「The Only Living Boy in New York」にのせて贈る大人のロマンティック・ラブストーリー。
主人公の青年トーマスを演じるのは、映画『グリーンルーム』や『アサシン クリード』、海外ドラマ「戦争と平和」などに出演、大ヒットファンタジーのシリーズ第2弾となる『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年冬公開)では、エディ演じる主人公ニュートの兄テセウス・スキャマンダー役に抜擢された英国のネクストブレイク俳優カラム・ターナー。
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『(500)日のサマー』ではジョセフ・ゴードン=レヴィットを、『アメイジング・スパイダーマン』ではアンドリュー・ガーフィールドを一躍スターダムに押し上げたウェブ監督のもと、NYを舞台に成長していく等身大の主人公を演じ、新境地の演技を披露している。
また、出版社を経営する彼の父親には『007』シリーズのピアース・ブロスナン、母親には「セックス・アンド・ザ・シティ」シリーズのシンシア・ニクソン、主人公の隣人の小説家に『キングスマン:ゴールデン・サークル』も控えるジェフ・ブリッジス、父の愛人役には『アンダーワールド』シリーズなどで知られるケイト・ベッキンセールなど豪華実力派キャストが共演。さらに、リメイク版『フラットライナーズ』(12月公開)やエズラ・ミラーの“フラッシュ”単独主演作『Flashpoint』(原題)にも出演するカーシー・クレモンズにも要注目。
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「Maroon 5」や「Weezer」などこれまで数々のアーティストのミュージックビデオを手掛け、『(500)日のサマー』では愛する音楽と共にロサンゼルスを独自の視点で切り取ったウェブ監督。本作では、名曲「The Only Living Boy in New York」にのせ、NYを舞台に主人公の青年の複雑な恋愛と成長をどう描いているのか、引き続き注目していて。
『The Only Living Boy in New York』(原題)は2018年4月より新宿ピカデリーほか全国にて公開。