「クイーン」伝記映画、ブライアン・シンガー監督クビで製作中断
故フレディ・マーキュリーが率いた「クイーン」をテーマとした伝記映画『Bohemian Rhapsody』(原題)の製作が一時的に中断しているという。
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原因は、監督を務めていたブライアン・シンガーがたびたび姿を消してしまうこと。監督不在では当然、撮影は進まない…。その結果、20世紀フォックスは「ブライアン・シンガーはもう『Bohemian Rhapsody』の監督はしません」と、事実上のクビを発表した。
シンガー監督の不在は、主演のフレディを演じているラミ・マレック(「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」)との確執によるものとささやかれていたが、シンガー監督自らがこれを否定。「ETonline」にこのように語っている。「ぼくの“予期せぬ離脱”はラミ・マレックとの不仲が原因とか書かれてるけど、それは間違いだよ」とシンガー監督。
「確かに、ラミとはクリエイティブ面での違いはあったけど、サンクスギビングの前まではとてもうまくいってたんだ」と、騒動の原因は2人の確執のせいではないと説明。また、「『Bohemian Rhapsody』はぼくにとって情熱を注ぎ込んだプロジェクトだった」と熱意を主張する。では、なぜクビになってしまったのか…。
「残りの撮影期間が3週間を切ったとき、フォックスにちょっと休暇がもらえないかと聞いたんだ。親の具合が悪くて、アメリカに帰りたくてね。このことは、やっかいにもぼくの健康問題にもすごく影響したよ。残念ながら、フォックスはぼくの要望に応えてくれず、クビにした。これはぼくの決断でもないし、どうすることもできないことだった」と明かしている。
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