2014年に創設された本イベントは今年で4回目を迎える。2017年1月1日~11月1日までのYahoo!検索の集計データを基に受賞者が決められる。部門は「パーソンカテゴリー(10部門賞)」、「プロダクトカテゴリー(7部門賞)」、「カルチャーカテゴリー(6部門賞)」、「ローカルカテゴリー(47部門賞)」とわかれ、各賞が発表・表彰された。
ブルゾンちえみ「1年にいろいろなことがあった」

ブルゾンさんは、印象的なメイクとファッション、キャリアウーマンネタを披露するときのBGMと両サイドの男性「with B」ことブリリアンなど、様々な要素が注目の的となった。この日も「with B」をしたがえてやってきたブルゾンさんは、「これだけ激変した3人はいないです。本当にうれしいですし、1年にいろいろなことがあって現実味がないです」と、目を丸くさせた。自身の検索ワードを聞かれると、「今日の占いや、1日の運勢を朝に調べたりします。女子です(笑)」と微笑んだブルゾンさんだが、来年の抱負では「人として、もっと興味を持っていただけるような人間として成長したいです」と気を引き締めていた。
高橋一生、「直虎」の現場は格別「まだ印象に残っている」

「パーソンカテゴリー」の俳優部門賞を受賞した高橋さんは、TBSドラマ「カルテット」やNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」などに出演。3月にはCMキャンペーンの事務局がInstagramを開設するほか、雑誌「an・an」3月8日号ではグラビアに挑戦するなど、各種メディアでの活躍に注目が集まった。受賞の喜びを、高橋さんは「作品作りに携わってくれたひとりひとりに御礼を言いたいです。外側に疎い人間なんですけど、さすがに皆さんの声が耳に入ってきました」と、静かに喜びをかみしめる。多くの出演群の中でも、「直虎」の現場は格別だったようで、「1年間一緒のキャストやスタッフとやった大河ドラマのラストのシーンは、僕の中ではまだ印象に残っています」と打ち明け、特に印象に残った共演者も「ご一緒した柴咲コウさんです」と、主演女優も讃えていた。
吉岡里帆&泉里香も受賞「見る景色がどんどん変わった」

同部門の「女優部門賞」に輝いた吉岡さんはビデオメッセージを寄せ、2017年を漢字一文字で表した。「“春”です。土の中で、何年もいつか外に出たいなと思いながら、ひとつずつ小さい仕事から取り組んできて、今年やっとお客様に出会い、日の目を見れた。春を感じた年でした」と、にこやかに微笑んだ。また、「モデル部門賞」に選出された泉さんは、ドラマやCM、バラエティなどにも進出し大活躍となった。泉さんは、「本当に見る景色がどんどん変わりました。全部の仕事が楽しいです。一番興奮したのは…たくさんの芸能人の方々に会えたこと(笑)」と、ややミーハーな一面ものぞかせていた。

このほかの「パーソンカテゴリー」では、「アイドル部門賞」に2年連続で欅坂46、「アスリート部門賞」にアン・シネ、「作家部門賞」にカズオ・イシグロ、「ミュージシャン部門賞」に安室奈美恵が選出された。「カルチャーカテゴリー」では「映画部門賞」で『美女と野獣』、「ドラマ部門賞」で「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」が受賞した。