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カンヌ最高賞の傑作ヒューマンドラマ『ザ・スクエア 思いやりの聖域』4月公開へ

5月の第70回カンヌ国際映画祭において最高賞であるパルムドールに輝き、来たる第90回アカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表作品でもある『THE SQUARE』が、邦題『ザ・スクエア 思いやりの聖域』として、2018年4月28日(土)より日本公開されることが決定した。

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5月の第70回カンヌ国際映画祭において最高賞であるパルムドールに輝き、来たる第90回アカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表作品でもある『THE SQUARE』が、邦題『ザ・スクエア 思いやりの聖域』として、2018年4月28日(土)より日本公開されることが決定した。

あらすじ
クリスティアンは、周囲の尊敬を集める現代アート美術館のキュレーター。離婚歴はあるが、2人の娘の良き父であり、電気自動車に乗り、慈善活動を支援している。彼の次の展示は「ザ・スクエア」。通りかかる人たちを巻き込む展示手法で、他人を思いやる人間としての役割を思い出してもらおうという試みだ。しかし、自分の理想通りに生きるということは時に難しい。クリスティアンは、自分の携帯電話と財布を盗んだ泥棒に対して取った愚かな行動によって、取り返しのつかない状況へと引きずり込まれていってしまう――。

権威ある現代アート美術館のキュレーターが、盗まれた財布とスマートフォンを見つけるために“ある行動“を取ったことで予想外の事態に巻き込まれていく様を描いた本作。『フレンチアルプスで起きたこと』で「壊れゆく家族の絆」を描き、大きな話題を呼んだスウェーデンの俊英リューベン・オストルンド監督が、成功を手にしたエリート紳士が遭遇するさまざまなハプニングを通じ、他者への無関心や欺瞞、階層間の断絶といった現代社会の問題を、痛烈な笑いたっぷりに美しくエレガントに浮かび上がらせ、“思いやりの聖域”を示していく。

主人公のクリスティアンを演じるのは、先日、ダニエル・クレイグの後任役も発表された『ドラゴン・タトゥーの女』の続編『The Girl in the Spider’s Web』(原題)で悪役を演じるデンマーク出身のクレス・バング。さらに、「The Handmaid‘s Tale」(原題)「トップ・オブ・ザ・レイク~チャイナガール~」で海外ドラマ賞レースを席巻するエリザベス・モス、アリシア・ヴィキャンデル版『トゥームレイダー』のドミニク・ウェスト、『猿の惑星』シリーズのテリー・ノタリーらが出演。

すでに本作は、パルムドール受賞以降も、ヨーロッパ映画賞で6冠に輝くなど世界中の映画祭を席巻しており、これまでに16の賞を受賞、14のノミネートを獲得。アカデミー賞外国語映画賞では、スウェーデン代表作品としてショートリスト(ノミネート候補作)入りも果たしている。

『ザ・スクエア 思いやりの聖域』は2018年4月28日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、立川シネマシティほか全国にて順次公開。

《シネマカフェ編集部》

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