1951年9月27日生まれ、66歳でこの世を去った大杉さん。1970年代に劇団活動を始め、長く下積み時代を経て北野武監督による『ソナチネ』『HANA-BI』をはじめ数多くの映画作品に出演。NHK大河ドラマ、NHK連続テレビ小説、2時間ドラマ、Vシネマ、インディーズ、ドキュメンタリーのナレーション、CMなど多岐に渡り活躍。「ぐるぐるナインティナイン」ではレギュラー出演も果たし、その人柄でバラエティー番組でも人気を博した。
近年では『アウトレイジ』や『シン・ゴジラ』の総理大臣役、ドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」などで高い知名度を誇った。
今回の訃報を受け、放送中だったドラマ「バイプレイヤーズ ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は公式サイトにてコメントを発表。「現在、テレビ東京にて放送中のドラマ『バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~』にご出演頂いておりました俳優・大杉漣さんが、本日、急性心不全のため急逝されました。心よりお悔やみ申し上げます」。
今後の放送については「『バイプレイヤーズ』本日2月21日(第3話)につきましては、ご遺族、事務所、キャストの皆様のご意向もあり、予定通り放送いたします。2月28日(第4話)、3月7日(第5話・最終回)の放送については現在検討中です」と明かした。
また遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研の出演者連名で「余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。 しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。漣さん、ありがとうございました。」(原文まま)と、彼の死を悼んだ。
さらに、フジテレビ系ドラマ「世にも奇妙な物語」公式Twitterでもコメントが上げられた。
「世にも奇妙な物語」最多出演者である、大杉漣さんがお亡くなりになりました。
— 世にも奇妙な物語【公式】 (@yonimo1990) 2018年2月21日
慎んでご冥福をお祈り致します。
悲しいです。記録を更新して頂きたかったです。
SNS上では多くのファンや芸能界からも悲しみの声が続々と上がっている。
本当に信じられない。嘘であって欲しい。
— diamondyukai (@diamondyukai) 2018年2月21日
言葉が見つからないけど
ご冥福をお祈りします。
大杉漣さんが急死 66歳 名バイプレーヤーとして人気 #SmartNews https://t.co/jN9lrZ4HCW
たった今、大杉漣さんの訃報の連絡がありました。ただただ、ショックで、言葉が見つからないまま、でも何か気持ちを伝えたくて、こうしてツイッターで言葉を残そうとしてますが、、、全然真っ白で、よくわかってません。。。漣さぁーーん?!
— 須藤理彩 (@risa_sudou) 2018年2月21日
今、漣さんにメールした。信じられない。勘弁してくれよ。あまりにも急じゃないか。僕の目標の人だったんだよ。僕の役者としての指針を作ってくれたんだよ。まだまだ夢を叶えて行こうね、ってついこないだ語りあったばかりだったんだよ。約束したこと終わってないよ。ねぇ、漣さん連絡してよ。
— 要潤 (@kanamescafe) 2018年2月21日
俳優は二度死ぬ、という言葉を聞いた事があります。一度目は身体が。二度目は皆の記憶から消える時。
— 八嶋智人 (@meganeouji840) 2018年2月21日
だから僕は、これからたくさん大杉漣さんのこと想ったり、話したり、観たりするんだ!
置いてけぼりを食うのは辛いけど、受け入れて進むんだ!
でも、今はご冥福をお祈りします。
大杉漣さん、本当にお世話になりました。
— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) 2018年2月21日
突然の事でびっくりしています。
いつも優しく温かく接して下さる漣さんに会えないと思うと、本当に寂しいです。
心からの感謝と共にご冥福をお祈りします。
大杉漣さんが2月21日に逝去されました。大杉さんは第22回に「HANA-BI」で優秀助演男優賞を受賞されています。謹んでご冥福をお祈りいたします。
— 日本アカデミー賞協会 (@japanacademy) 2018年2月22日