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ニューヨークのリンカーンセンターAlice Tully Hallにて行われた今回のプレミア。ジェニファーをはじめ、会場にはローレンス監督、ジョエル・エドガートン、原作者のジェイソン・マシューズらが駆けつけていた。
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本作では相手を悩殺するセクシーさと、巧みな心理操作を最大の武器に大国を手玉に取る罠を仕掛けるドミニカを演じたジェニファーは、ヨーロッパプレミアに登場したときのような、胸元と背中が大きく開いたセクシーなドレスとはまた違った、今回は胸元のデザインが際どく、シースルーのスカートといった挑発的な衣装で登場。そんなジェニファーにカメラマンからは「ジェニファー!」「Turning to the right!」「Turning to the left!」とたくさんの声掛け、そして大量のフラッシュがたかれ、報道陣を魅了していた。
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また、サウンドバイツに応えたジェニファーは「フランシスが監督でなければ、私はこの作品に出演できなかったわ。彼は長年の友人で、映画監督としても信用しているの。脚本を読んだとき、ダークで重厚なこの作品をユニークで、味わい深いものに仕上げることができる人はたった一人しかいないと思った。それが、フランシスよ」と本作への出演を決めた経緯を明かす。
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本作で演じたドミニカについては、「私には想像もできないような過酷な状況で生き延びなければならなかった。バレエや彼女の身体的や精神的な強さを理解することが、彼女を演じる上で訳に立つと思ったの。でも彼女は、わたしよりもずっと、ずっと、かっこいいのよ」と説明。また、生き延びることが本作のテーマだと語る彼女。「新しいことに挑戦したかったから、この作品は、スパイの姿、謀略の残忍さ、監視されることの不安感、暴力的なライフスタイル、を全く新しい視点で描かれることになると思った」とこれまでのスパイ作品とは一線を画すると述べていた。
なお、本作は元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説を原作にした映画。原作者のマシューズ氏は、「フランシス・ローレンスがハイクオリティな作品に仕上げたと思う。作品の雰囲気はノアール映画のようで、刺激的で、感情に訴えてくる。CIAに姿もとてもリアルに描かれている」と本作を絶賛している。
『レッド・スパロー』は3月30日(金)より全国にて公開。