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山田涼介が“真理の声”だった!『鋼の錬金術師』ビジュアルコメンタリー公開

全世界でシリーズ累計発行部数7,000万部超の大ベストセラーコミックを、山田涼介主演で実写化した映画『鋼の錬金術師』のブルーレイ&DVDが、4月18日(水)よりリリースされる。

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『鋼の錬金術師』(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
『鋼の錬金術師』(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会 全 6 枚
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全世界でシリーズ累計発行部数7,000万部超の大ベストセラーコミックを、山田涼介主演で実写化した映画『鋼の錬金術師』のブルーレイ&DVDが、4月18日(水)よりリリースされる。このたび、プレミアム・エディションに収録される山田さんと本田翼、曽利文彦監督によるビジュアルコメンタリーが撮影され、いまだから語れる“初披露”の撮影裏話の一部が明らかになった。

>>『鋼の錬金術師』あらすじ&キャストはこちら

■山田涼介vs山田涼介、「どうしても山田くんに演じてもらいたかった」と監督


ビジュアルコメンタリーの収録には、山田さんと本田さん、曽利監督が久々に揃い、夏真っ盛りの3か月にわたってイタリア中部トスカーナ地方と、東京、関西地方で撮影された作品の思い出話に花を咲かせた。

『鋼の錬金術師』(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
ストーリーが進む中、ふと山田さんと監督が初めて明かしたのが、劇中、母を生き返らせたいと願うエドが禁断の人体錬成を行ったことでたどり着く「真理の扉」の場面。白く、何もない広い空間に大きな重厚な扉があり、その前に透明の人が膝を抱えて座っている。その「真理」とエドが対峙するが、実はこの真理は山田さん自らが声の演技を務めているという。

『鋼の錬金術師』(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会
「つまり、自分と対峙しているということですね」と山田さんが言うと、「山田涼介対山田涼介のお芝居でもある。原作では12歳くらいのエドの体験。でも映画では、どうしても山田くんに演じてもらいたかった」と曽利監督。このシーンは後々CGに合わせるため、「ここはブルーの跳び箱の上でじたばたしてる(笑)」「“これが真理”と真理に向かって言うセリフも、青い布に向かって言ってる」と撮影現場の様子を振り返って笑う山田さん。

■「ほぼ1人芝居で…大変だったよね」山田涼介をねぎらう場面も


また、声だけではなく、真理に「持っていかれる」足と手の形も、山田さんの手足が使われているというこだわりぶり。「本当に、ほぼ1人芝居で…大変だったよね。このあたりの演技は一発OKでよくやってくれた。CGが多い作品だと、役者さんの想像力とテクニックに頼るしかないから」と、曽利監督は穏やかなまなざしで山田さんに語る。

■本田翼「自分の想像以上の大きな作品になった」


さらに、監督が大切なシーンとしてあげたのは、本田さんが演じるウィンリィが、ケンカを始めたエドとアルに「あんたたち、たった2人の兄弟でしょう!?」と涙を流して訴えるシーン。2人を見守ってきた幼馴染だからこそ感情が高ぶる場面で、「リアルな涙がどうしても欲しかった。音を遮断したスタジオ内の50度の灼熱の中で涙を流すのは大変だと思うけど、よくやってくれた」と、監督は本田さんの渾身の演技を称賛。一方、本田さんは「ウィンリィを演じることができて、本当に良かった」と語り、「撮りながらスケールの大きさを感じていましたが、出来上がった本編を見ると自分の想像以上の大きな作品になっていて、純粋に感動しました!」と嬉しそうに話した。

■水石亜飛夢&水石亜飛夢の共演シーンも!?


コメンタリー収録中、たびたび3人の話題に出たのがアルフォンスの声を務めた水石亜飛夢のまじめさや優しさ。山田さん、本田さん、両人とも彼の人柄や演技への姿勢を絶賛し、監督も本人の誠実さにほれ込んだようだ。水石さんは、アルフォンスの声を彼が演じるとは決まっていない段階で全身CGのアルフォンスの代わりに、実際にその場で演じていたという。そして最終的に、アルの声はそのまま水石さんでいくことになった。

そんな水石さんだが、アルの声だけではなく“憲兵”として出演しているシーンがあり、CGのアルとすれ違うという共演を果たしている。一同、この共演場面前から「次は水石くんとアルの…!!」と興奮気味に画面に食い入り、そのシーンが来ると「ここで注目! ダブルアルです!」(山田さん)と大盛り上り! 水石さんが現場で愛されていた様子が垣間見られた。

『鋼の錬金術師』(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

■エンドロールまで思い出話が止まらず…


本編を観ながらの思い出話はエンドロールまで盛り上がり、「撮影が終わって2年くらい経っていてもこうやって鮮明に覚えていて、すごく濃厚な時間を過ごしたんだなと思いますね」と、しみじみと語る山田さん。「スタッフ・キャストみんな『ハガレン』が大好き。だからこそ原作を守りながら映画のオリジナリティを出したいと思っていました」と曽利監督も続ける。

そして、「山田くんと本田さんのいいコンビネーションがあって、実写なりのエドとウィンリィ、そしてアルの3人の形ができたなとスタッフみんなが納得できたことが一番嬉しかった。ブルーレイ、DVDで何度も観て頂くと新しい発見とか、あーそういうことだったんだということもたくさん出てくると思うので、ぜひ何度も観て頂けると嬉しいです」と締めくくっていた。

『鋼の錬金術師』は4月18日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。

<『鋼の錬金術師』リリース情報>

■【初回仕様】ブルーレイ プレミアム・エディション
価格:¥7,990+税
・ポストカードセット10 枚組 (エド/アル/ウィンリィ/マスタング大佐/ヒューズ中佐/ホークアイ中尉/ラスト/エンヴィー/グラトニー/ショウ・タッカー) ・ブックレット(24P)・三方背 スリーブケース(フルメタルシルバー仕様)・デジパック仕様
■【初回仕様】DVD プレミアム・エディション
価格:¥6,990+税
■<4K ULTRA HD&ブルーレイセット> 価格:¥5,990+税
■ブルーレイ 価格:¥4,990+税
■DVD 価格:¥3,990+税
※同日ブルーレイ・DVD レンタル開始

発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

《シネマカフェ編集部》

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