大ヒットコミックを実写映画化した『恋は雨上がりのように』で、W主演を務めた大泉洋と小松菜奈が、5月10日(木)、大泉さんの母校である北海道・北海学園大学で、340人の学生を前に特別講座を行った。
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原作は、2014年に連載開始されるや、登場人物たちの繊細な心情を描いたストーリーが共感を集め、第63回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した眉月じゅんの同名コミック。本作で大泉さんはバツイチ子持ちのさえないファミレスの店長・近藤を、小松さんは近藤に密かな恋心を抱く女子高生のあきらを演じている。
■大泉洋、学生当時を振り返る!
大泉さんの母校、北海学園大学が主催する教養講座の記念すべき第50回に、特別講師として招かれた大泉さんと小松さん。大泉さんも講義を受けていたという教室に足を踏み入れるや、講義のために集まった学生の大歓声があがり、大泉さんは満席の場内に「この教室がこんなに埋まったのを初めて見た」と感嘆。そして、「学校はすごく楽しかった。授業はほとんど出なかったけど。お芝居ばかりやってました」と、学生当時を振り返った。
さらに、大泉さんが所属する演劇ユニットTEAM NACSが生まれた演劇研究会が、当時の20名弱から、現在では70名以上にまでメンバーが増えたという話に驚き、「(メンバーが多いのは)NACSのおかげ。私もTEAM NACSにあこがれて演劇研究会に入りました」という現役メンバーの声に喜びを爆発させた。
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■小松菜奈は北海道グルメに舌鼓
一方、北海道は2度目という小松さんは、「大泉さんの出身校に来られるのをとても楽しみにしていました。それから、お昼ごはんに大泉さんが用意してくれた海鮮丼がとても美味しかった」と、早くも北海道グルメを堪能し感激しきり。そんな小松さんに、大泉さんがさらに「みよしの餃子」と「びっくりドンキー」をすすめ、会場は笑いに包まれた。
また、恋や夢と向き合う主人公たちの姿を描いた本作にちなんで行われた、学生たちの夢を応援するスペシャルティーチインコーナーでは、大泉さんがテレビ番組でよく訪れていた村の出身だという学生から「自分の村は過疎化が激しいので、村に戻ってゆくゆくは村を市にしたい」という夢が。それに対し、大泉さんが「バンバン映画を誘致して、村に人を呼ぼう!」と提案すると、学生が「(その映画に)出てくれますか?」と訊ね、大泉さんも小松さんも「出るよ」「出ます」と、その映画の出演を約束した。
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■学生たちに力強いエール
最後に、大泉さんは「この大学でやりたいことを少しでも早く見つけ、そこに向かってまい進してください。勉強も大事だけど、人とのつながりを大事にして、自分の好きなことを見つけてください」と、いわば直属の後輩に当たる学生たちに向けてエール。小松さんも「大泉さんの出身校に来られて、楽しい大学生活だったんだろうな、という話をたくさん聞けてよかったです。夢に向かって頑張ってください。私もパワーをもらいました。私もがんばります」と語り、終始笑いに包まれた講義を締めくくった。
『恋は雨上がりのように』は5月25日(金)より全国東宝系にて公開。