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ケイト・ブランシェット、女性の権利向上をカンヌ映画祭で訴え「私たちは難題に直面」

現在開催中の第71回カンヌ国際映画祭で、コンペティション部門の審査員長を務めるケイト・ブランシェットが、女性の権利向上を訴える「ウィメンズ・マーチ」(女性たちの行進)を行った。

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第71回カンヌ国際映画祭(C)Getty Images
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現在開催中の第71回カンヌ国際映画祭で、コンペティション部門の審査委員長を務めるケイト・ブランシェットが、女性の権利向上を訴える「ウィメンズ・マーチ」(女性たちの行進)を行った。

土曜日(現地時間)、ケイトはレア・セドゥ、クリステン・スチュワートら女性審査員と、『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督、マリオン・コティヤールら女性82人とレッドカーペットに集結。この「82」という数字には意味があり、カンヌ国際映画祭の70年以上に渡る歴史のなかで、メインのコンペティション部門で上映された女性監督作品の数を表している。この数は、男性監督の1668本に対し、全体のわずか5%に過ぎない。

なお、「Variety」誌によれば、 今年のコンペティション部門に出品されている女性監督作品は、全18本のうち3本。少ないように感じるが、2011年以来、最も多いという。

第71回カンヌ国際映画祭(C)Getty Images
ケイトは「女性は、世界において少数派というわけではありません。にもかかわらず、この業界ではそのような状態だと言われています」と現状を訴え、「女性として、私たちはそれぞれが難題に直面しています。しかし、今日は(女性の権利向上問題に)前進する決意と献身のシンボルとして、ここに団結しました」と力強くスピーチした。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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