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中川大志の“高校生”が幅広すぎ!「監獄学園」から「花晴れ」まで変幻自在に演じ分け

明るい高校生や病気を患う青年から、セクシーシーンに変顔でハジけまくる「監獄学園-プリズンスクール-」の主人公・キヨシ、ロン毛&メガネの最新CMキャラクターの細杉(こますぎ)くんまで、変幻自在に演じ分けてきた中川大志の“高校生代表作”に迫った。

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中川大志/「花のち晴れ~花男 Next Season~」レッドカーペットイベント
中川大志/「花のち晴れ~花男 Next Season~」レッドカーペットイベント 全 21 枚
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中川大志の出演作が相次いでいる。

6月26日(火)今夜最終回のドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」では、主人公・江戸川音(杉咲花)の婚約者・馳天馬を演じ、紳士で文武両道なカンペキ男子に魅了された人も多いだろう。そして、6月24日(日)からはMBSでドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」の放送が始まった。同作は10月公開の映画に続く、前日譚という位置づけだ。

端正な顔立ちから大人っぽい印象を受けるが、今月14日に20歳を迎えたばかりの中川さん。これまで演じてきたキャラクターも、ほとんどが高校生役だ。明るい高校生や病気を患う青年から、セクシーシーンに変顔でハジけまくる「監獄学園-プリズンスクール-」の主人公・キヨシ、ロン毛&メガネの最新CMキャラクターの細杉(こますぎ)くんまで、変幻自在に演じ分けてきた中川さんの“高校生代表作”に迫った。

セル版ジャケット-(C)2015平本アキラ・講談社/「監獄学園」製作委員会・MBS

■ドラマ「南くんの恋人~my little lover」(2015)


内田春菊の漫画原作で、何度もテレビドラマ化されている作品。南くんを中川さんが演じ、相手役となる堀切ちよみを山本舞香さんが演じた。

同時期に出演していた「監獄学園-プリズンスクール-」とは一転、学校ではクールに立ち回り、友達も作らず部活動もしない南くんを、無骨で無表情に演じた中川さん。当時、リアルに高校生の年齢だったとは思えないほど成熟した芝居を見せていた。

「南くんの恋人~my little lover」(C)Shungicu Uchida(C)「南くんの恋人~my little lover」製作委員会
さらには、医者になりたいと勉強に励む様子も描かれており、家族思いで優しく、繊細な心を持つ一面も垣間見せるシーンも。気持ちをうまく伝えられず、多面的な思春期ならではの心の揺れを演じきった。


■映画『きょうのキラ君』(2017)


同じ高校生でも、「南くんの恋人」のときより、かなり大人びた姿を見せたのが『きょうのキラ君』で演じた主人公、吉良(きら)ゆいじだ。

『きょうのキラ君』(C)2017「きょうのキラ君」製作委員会
病気を患っていることをクラスメートに隠して明るく振舞い、学校では人気者。そんな中、出会ったのが、飯豊まりえさん演じるヒロインのニノン。ニノンのピュアでまっすぐな性格に影響されて、少しずつ変化を見せた芝居は見事だった。

病気で倒れ、病院に運ばれる場面や、涙を流すシーンなど、シリアスな場面も多かったが、ニノンとの時間にはキュンとさせられ、1作品の中で見せるギャップに驚かされる。

『きょうのキラ君』(C)2017「きょうのキラ君」製作委員会
病気を克服したあとの吉良のかっこよさは、さすがといった立ち振る舞いだった。

■映画『ReLIFE リライフ』(2017)


漫画アプリcomicoにて連載中の、夜宵草の『ReLIFE』を原作に、中川さん、平祐奈のW主演で実写映画化された。

『ReLIFE リライフ』(C)2017「ReLIFE」製作委員会 (C)夜宵草/comico
中川さんが演じたのは、実年齢28歳で求職中の海崎。夜明了(千葉雄大)に遭遇したことで、「リライフ」を提案されて高校生の姿に戻り、2回目の高校生活が始まる。

ここで注目したいのは、28歳の海崎も中川さんが演じていることだ。以前から、中川さんに対して大人びた印象を持っている人は多かったと思うが、ここまで違和感がないことに、キャラクターの再現性の高さを感じずにはいられない。

『ReLIFE リライフ』(C)2017「ReLIFE」製作委員会「ReLiFE」(C)夜宵草/comico
また、その後の高校生活は、誰もが理想とするようなキラキラした青春だった。クラスメートに囲まれ、恋をする。中川さんがこれまで演じた中でも、もっとも爽やかな高校生だっただろう。

■2018年、「花晴れ」から「覚悟はいいかそこの女子。」『虹色デイズ』へ


今夜最終回を迎えるドラマ「花のち晴れ」でも、紳士的で完璧な男子高校生を演じ、新たな一面を見せている。

文武両道で、学校での信頼は厚く、婚約者である音にも優しい、申し分のない人柄なのだが、音の心を掴みきることができない。親からの圧力や、仲間からのいやがらせが度重なっても大胆な行動ができず、観ていて、もどかしく感じるキャラクターでもある。

何でもできる完璧王子の一方で、ここまで優しさが空回りしてしまう高校生は中川さんにとって初めてではないだろうか。

最終回は、宿敵である神楽木(平野紫耀)との武道三番勝負の結果はどうなるのか、そして天馬はどんな決断をするのか、結末が見逃せない。

中川大志/「花のち晴れ~花男 Next Season~」レッドカーペットイベント
そして、ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」では、大半の女子が好きになる、”愛され男子”の古谷を演じる。いわゆるモテる男子で、本気になれば誰とでも恋人になれると思っている、勘違い男子でもあるようだ。

「覚悟はいいかそこの女子。」(C) 2018 ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
また、7月6日(金)に公開される『虹色デイズ』では、チャラくて女好きなモテ男だが、本気の恋に目覚める“まっつん”役も控えている。

『虹色デイズ』(C)2018「虹色デイズ」製作委員会(C)水野美波/集英社
「花のち晴れ」の馳天馬の印象が強く残るなか、端正な顔立ちと明るいキャラクターを生かして、愛され男子やチャラモテ男子に挑む中川さん。この夏は、また新しい「俳優・中川大志」に出会えることだろう。

《text: かみとゆめ》

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