約40年前の華やかな高級ホテルをコンセプトにした「ホテル・アルバート」は、グループ参加型のアトラクション。ホテル内にはシャンデリアを飾ったロビーや、本物のアンティーク家具を配した豪華な客室などが広がり、そこで展開する恐怖の物語をゲスト自身がストーリーの登場人物のひとりとなり、歩き回りながら体験していくという斬新なアトラクションだ。
ゲストは豪華ホテルにふさわしいエンターテイナーたちに誘われ、それぞれ別の場所に連れ去られたり、別々のシーンや事件を体験する。複雑に交差するストーリー展開に翻弄されながらも、次第に美しく摩訶不思議な世界で巻き起こる恐怖の物語に心奪われ、完全な没入体験ができるという。

この仕掛けには、通常の舞台演劇のような舞台と観客席が分かれている劇場とは違い、劇場内に複数の部屋があり、観客は自分の足で各部屋を往来しながら登場人物のひとりと化して、ストーリーを進めていくという新進気鋭な演劇形態「イマーシブ・シアター」と呼ばれる手法が。
舞台演劇の本場ニューヨークのオフ・ブロードウェイで誕生して世界各地で話題を集める「イマーシブ・シアター」要素と、USJが誇る“ハロウィーン・ホラー・ナイト”を融合したものが同「ホテル・アルバート」、ということになる。
「ハロウィーン・ホラー・ナイト」を通じて8年間に渡って培った“人間の恐怖心を掻き立てる”高い技術とノウハウを、日本新上陸の“没入型心酔ホラー”に昇華させて、ゲストを美しくもはかない恐怖体験の世界へ誘うUSJの「ホテル・アルバート」に期待。
「ホテル・アルバート」は9月7日(金)~11月4日(日)連日開催。ただし「ハロウィーン・ホラー・ナイト」は8日(土)から開催。
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン