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さくらももこさん死去、悲しみの声は海外まで「Marukoを見て育ってきた」

国民的マンガ・アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが、8月15日に乳がんのため亡くなったことが明らかになった。享年53。

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さくらももこ先生自画像 (C) M.S
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国民的マンガ・アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが、8月15日に乳がんのため亡くなったことが明らかになった。享年53。さくらさんの公式ブログで「さくらプロダクション」が発表した。

「ちびまる子ちゃん」は、「まるちゃん」の愛称で親しまれてきた主人公、さくらももこの物語。1990年のテレビ放送開始以来、まるちゃんの声を務めてきた声優のTARAKOさんは「『ご冥福を』とか言えないです。ただただ、頭の中がぐちゃぐちゃです、はい」と沈痛。「優子ちゃんに会ったらよろしくです」と、2016年に同じく乳がんで亡くなり、それまでまるちゃんのお姉ちゃん役を演じていた水谷優子さんについても触れた。

今後も「今は、ただ先生の分身でもある小学3年生の子に、嘘のない命を吹き込み続けることしかできない」とまるちゃんのイメージを守り続けていくことを誓い、「ももこ先生は『ありがとう』しかない恩人です」と追悼文を締めくくった。

『ちびまる子ちゃん』1巻 (C)さくらプロダクション『ちびまる子ちゃん』1巻 (C)さくらプロダクション
日本のみならず、海外でも放送されてきた「ちびまる子ちゃん」の作者の死に、多くのファンが打ちひしがれている。さくらさんの訃報は、海外のアニメサイトや「Newsweek」誌などでも伝えられた。台湾で実写ドラマ化され、花輪クン役のジロー(汪東城)も「miss u」とインスタグラムに投稿。

miss u

JIRO 汪東城さん(@jirorocker)がシェアした投稿 -


またツイッターでは「Marukoを見て育ってきたの。おじいちゃんの家にみんなで集まって、テレビを囲むっていう楽しいひとときを、これからも思い出させてくれると思うわ」、「遺した作品を通して彼女は永遠に生き続ける」、「安らかに眠ってください。ぼくは正直、乗り越えられるか分からない。大好きだったよ!」など、海外ファンからもさくらさんへの追悼ツイートがあふれている。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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