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音に反応して人間を襲う“何か”により人類が滅亡の危機に瀕した世界を舞台に、「決して、音を立ててはいけない」というルールを守りながら生きる1つの家族を描く本作。エミリーが演じるのは、静寂に包まれた世界で3人の子どもを育てる母親・エヴリン。そして、ジョンが彼女を支える夫・リーを演じ、監督・脚本も兼任した。
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実生活ではおしどり夫婦として知られる2人は、今回が初共演。元々、エミリーは友人をエヴリン役に推していたそうだが、脚本を読んでいるうちに「あんなこと言ったけど、この役は私がやらなきゃ」と、自らジョンにエヴリン役を演じることを提案したのだとか。
ジョンもまた、脚本を進めてく中で「人生で1番恐ろしいときを乗り切ろうとする家族、というような身につまされるものを書いているとき、ぼくの頭に浮かんでくるのはもちろんエミリーしかいなかった」と言い、彼女の提案を喜んで受けいれたという。
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そして私生活の中でも、演じる家族、アボット一家について話し合い、役柄、物語の展開について熟考したうえで撮影に挑んだそう。エミリーは「いつも彼の妻として、彼の子どもの母として、尊重されているように感じてはいたけど、今回の経験は、私たちが同じ製作の現場にも立てるという発見だった」とふり返り、「すごく心配していたし、少し怖かったけど、結果的には素晴らしい経験になった」とコメントしている。
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一方でジョンは「強烈な体験だった」と…。「ぼくたちは互いの1番のファンだけど、普段は完全に別々のキャリアを歩んでいる。互いにそれぞれのプロセスがあるし、それがどう混ざり合うかは分からなかったけど、結果的には今までで1番楽しかった」とエミリー同様に心配もあったが良い結果になったと明かした。
そして、「エミリーは繊細な演技をする素晴らしい役者で、これほど尊敬する人とこんなに密に仕事ができるのは最高だった」とエミリーを絶賛している。
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実生活の夫婦としてはもちろん、役者として、監督としても最高の信頼関係を築き上げた2人。本作では、2人の本当の夫婦だからこその息の合った演技に注目だ。
『クワイエット・プレイス』は9月28日(金)より全国にて公開。