まずは各社がこぞってベストドレッサーの称号を贈ったジェシカ・ビール。トップからボトムに向かって半月模様が大きくなっている生地とデザインが特徴的な「Ralph & Russo」のドレスを、エレガントに着こなした。

ラズベリー色の「Zac Posen」のドレスを選んだ子役出身のジョーイ・キングは、「ため息の出るような美しさ」と評判に。「Zuhair Murad」のドレスを着用したケリー・ラッセルは、ロングスリーブながら胸元、腰から脚にかけての大胆なスリットとウエストにあしらったフェザーが「最高にセクシー」と称えられた。

リアリティー番組「クィア・アイ」でお馴染みの「ファブ5」のメンバーは、個々の魅力を最大限に輝かせるアウトフィットで登場。セレブにも人気の彼らは「一緒にセルフィーを撮って!」とあちらこちらで引っ張りだこだったようだ。

残念ながらワーストドレッサーと認定されてしまったのは、ダイアナ・ロスの娘で「Black-ish」(原題)に出演しているトレイシー・エリス・ロス。「Valentino」のピンクのドレスは袖もスカートもしわくちゃの風船のようで、「(見ているだけで)食べるのも飲むのもイヤになるかもしれない。生きるのさえも…」と酷評を受けた。
