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【MOVIEブログ】2018東京国際映画祭 Day1

第31回東京国際映画祭、開幕しました! 僕が立ち会えるのは映画祭のほんの一部ですが、例年通り日記ブログを書いていこうと思います。

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2018東京国際映画祭コンペティション部門審査員(c)2018 TIFF
2018東京国際映画祭コンペティション部門審査員(c)2018 TIFF 全 1 枚
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第31回東京国際映画祭、開幕しました! 僕が立ち会えるのは映画祭のほんの一部ですが、例年通り日記ブログを書いていこうと思います。果たして毎日書けるのか、今年もチャレンジです。グダグダになる日もあると思いますが、よろしくお付き合い下さいませ!

25日、木曜日。昨夜は4時起床で、今朝は9時起き。5時間寝られれば十分。でも今朝は7時に来日ゲストを迎えるべく2時間睡眠で動いている同僚もいるので、申し訳ない気になる。でも自分のペースも大事にしないといけないので、寝られるときに寝るのも仕事か。スマン、と思いながら僕は熟睡。

9時にパッキリと起き、支度をして外に出ると、快晴の気持ちよい朝! 過去2年連続でオープニング日は雨だったので、本当に嬉しい。晴れただけでイベントは8割成功したようなものだと常々思っているけれども、現場スタッフも動きやすいし、訪れるゲストたちも気持ちいいはず。よかった!

午前中はカーペット・イベントの詳細チェックと、審査員相手のブリーフィングの準備をする。

12時になり、コンペ部門の審査員のみなさんが集まる場に赴く。ブリランテ・メンドーサ監督、スタンリー・クワン監督、南果歩さん、タラネ・アリドゥスティさん、ブライアン・バーグさんの5名と、初顔合わせ。とてもリラックスした雰囲気で、安心する!

ここ1年で自分が海外の映画祭の審査員を連続で経験したこともあり、選定責任者による説明の重要性を改めて感じていたので、本日は例年よりも丁寧に話をすることを心掛けた。選定の背景や、選定基準を解説し、どうやってコンペの16本の作品に行きついたかを説明する。みなさん熱心に聴いてくれる。そして賞の説明や、審査にあたってお願いしたい点などを話す。きちんと通じたようなので、とても安堵する。

最後に、「ほぼ2か月に渡り、16本の作品を我が子のように愛してアピールしてきたので、審査員のみなさんも優しくしてあげて下さいね」と告げるとみなさんニコニコ笑ってくれた。よかった!

毎年この最初の顔合わせは緊張するのだけど、今年はとてもうまくいったのではないかな。このよい空気がずっと続くことを祈るばかり。

事務局に戻り、13時からレッドカーペット上でともに動くスタッフとすり合わせ。自分の配置場所や業務内容を確認する。

13時半から、おにぎり弁当を頬張る。おいしい! 元気出る。

13時40分にタキシードに着替える。今年も夏のダイエットが順調に推移したので冬物スーツがすんなり着られて快感なり。

14時にカーペットが敷かれた現場を最後の下見。それからゲストが集合しているホテルの会場に向かい、すでに到着しつつある顔見知りの監督たちにご挨拶。

14時45分にカーペット上にスタンバイする。素晴らしい天気だ! 本当にこんなに気持ちのよいオープニングは久しぶりだ。よかったなあ。

そして15時にいよいよカーペットスタート。トップバッターは映画祭アンバサダーの松岡茉優さんで、ああ、可愛らしく、美しい。僕がはしゃぐわけにいかないので、カーペット上でハグをしそうになる気持ちを必死に抑え、ようこそ!とご挨拶する。

以下、続々と作品ゲストのみなさんが到着する。僕は、前半はカーペットの始点で誘導をお手伝いし、後半はカーペットの終点でゲストのみなさんにご挨拶しながら誘導もするという立ち位置に切り替える。主にコンペ作品とスプラッシュ作品の監督たちにご挨拶。内外の作品の監督たちに会って、ああ本当に今年も始まったのだなあと感慨にふける…。

嬉しい再会があったり、地球の裏側からはるばる来てくれた初対面があったり、興奮しっぱなしの3時間だ。全員名前を挙げていくとキリがないので割愛するとして、終盤のフルーツ・チャン組、阪本順治組、今泉力哉組、レイフ・ファインズ組、役所広司特集、の連続にはしびれた!

ほぼ時間通りに進行し、僕が知っている限りでは大きなトラブルも無く、順調であったのではないかな? とにかく抜群の天候が手伝い、とてもピースフルな雰囲気が心地よかったなあ。

18時半くらいにカーペットが終わり、オープニング・セレモニーがEXシアターですでに始まっているものの僕は役割がないので事務局に戻り、とんかつ弁当をペロリと頂いて元気復活。とはいえ少しボケっと休憩してから、19時半にオープニング・パーティ会場へ。

数百人規模の大パーティで、ここでは3時間連続で話し続けて声が枯れた! それでも話したかった人の半分くらいしか話せなかったけど、またチャンスはあるはず。ともかくみんな楽しそうにしているのでよかった!

23時過ぎに事務局に戻り、夜の弁当がまだ残っていたので、サバの塩焼き弁当をペロリ。うまし。初日から弁当が無限に食べられるような気がする。

同僚たちと本日遭遇した体験談を報告し合って爆笑し、なんとも幸せな時間が訪れる。多くの人の苦労が報われたような素晴らしい初日が終わっていく…。ブログを書いて、1時には店じまい。

さて、今日のことは今日で終わり。明日からいよいよ本格的に上映が始まるので、気合いを入れ直します!

《矢田部吉彦》

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