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『未来のミライ』『ムタフカズ』アニー賞ノミネート!最多は『インクレディブル・ファミリー』

“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれる第46回アニー賞にて、細田守監督の『未来のミライ』と草なぎ剛が声優を務めた『ムタフカズ』がインディペンデント作品賞にノミネートされた

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『未来のミライ』 (C)2018スタジオ地図
『未来のミライ』 (C)2018スタジオ地図 全 24 枚
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“アニメ界のアカデミー賞”と呼ばれる第46回アニー賞にて、細田守監督の『未来のミライ』と草なぎ剛が声優を務めた『ムタフカズ』がインディペンデント作品賞にノミネート。最多ノミネートは10部門11ノミネートとなったディズニー/ピクサー『インクレディブル・ファミリー』で、ディズニー『シュガー・ラッシュ:オンライン』の10部門が続いた。

国際アニメ映画協会が現地時間12月3日に発表した今回のアニー賞ノミネート作品。『未来のミライ』は『時をかける少女』『サマーウォーズ』などで知られる細田監督の最新作で、上白石萌歌や黒木華、星野源、福山雅治らが声優として参加。インディペンデント作品賞と作品脚本賞の2部門にノミネートされた。

『未来のミライ』 (C)2018スタジオ地図
インディペンデント作品賞とは全米で1,000館未満の映画館で上映、もしくはASIFA(国際アニメーションフィルム協会)が公認している世界4大アニメーション映画祭での作品賞受賞作を対象とした部門。細田監督は前作『バケモノの子』(15)に続いての同部門ノミネート。

また、『鉄コン筋クリート』の西見祥示郎監督のもと、草なぎさんと柄本時生、満島真之介らが声優を務めた『ムタフカズ』も同候補に選ばれた。

『ムタフカズ』(C)ANKAMA ANIMATIONS - 2017
最多ノミネートは、ピクサー・アニメーション・スタジオの記念すべき長編20作目の超大作『インクレディブル・ファミリー』で作品賞、監督賞、声優賞、脚本賞など10部門11ノミネートを達成。賞レースで先陣を切って発表されたナショナル・ボード・オブ・レビューではすでにアニメーション賞を獲得しており、ゴールデン・グローブ賞をはじめとした各映画賞アニメ部門はもちろん、アカデミー賞への期待も高まっている。

『インクレディブル・ファミリー』
同じくディズニーの『シュガー・ラッシュ:オンライン』(12月21日公開)が作品賞ほか10部門で続き、スパイダーマンが複数存在する世界を描いた『スパイダーマン:スパイダーバース』が7部門、日本の架空都市が舞台となったウェス・アンダーソン監督のストップモーションアニメ『犬ヶ島』が声優賞を含む4部門でノミネートとなった。

『犬ヶ島』 (c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
授賞式は現地時間2019年2月2日、米・ロサンゼルスにて開催される。

第46回アニー賞作品賞ノミネーション
作品賞
『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』

インディペンデント作品賞
『Ce Magnifique Gateau!』(原題)
『ムタフカズ』
『未来のミライ』
『Ruben Brandt, Collector』(原題)
『Tito and the Birds』(原題)

《上原礼子》

「好き」が増え続けるライター 上原礼子

出版社、編集プロダクションにて情報誌・女性誌ほか、看護専門誌の映画欄を長年担当。海外ドラマ・韓国ドラマ・K-POPなどにもハマり、ご縁あって「好き」を書くことに。ポン・ジュノ監督の言葉どおり「字幕の1インチ」を超えていくことが楽しい。保護猫の執事。LGBTQ+ Ally。レイア姫は永遠の心のヒーロー。

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