■ストーリー “僕は僕でしかいられない”
アメリカの田舎町。牧師の父(ラッセル・クロウ)と母(ニコール・キッドマン)のひとり息子として、何不自由なく育った大学生のジャレッド(ルーカス・ヘッジズ)。彼はあるとき、思いがけない出来事をきっかけに、自分は男性が好きだと気づく。しかし、息子の告白を受け止めきれない両親が勧めたのは、同性愛を“治す”という転向療法への参加だった。
そこでジャレッドが目にした、“口外禁止”という矯正プログラムの内容は驚くべきものだった。彼は、自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ある行動を起こすが――。
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2016年に発表され、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれるなど全米で大きな反響を呼んだ原作を映画化。メガホンをとったのは、『レッド・スパロー』『ラビング 愛という名前のふたり』など実力派俳優として知られるジョエル・エドガートン。『ザ・ギフト』に続く待望の監督2作品目で、本作ではプロデューサー・監督・脚本・出演とマルチな才能を発揮、全米が慟哭し、胸震わせた衝撃の実話に挑む。
■ニコール、ラッセルにドランも。脇を固めるベテラン&注目の個性派俳優陣
主人公ジャレッドを演じるのは、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたほか、『スリー・ビルボード』『レディ・バード』などアカデミー賞に絡む話題作への出演が続く若手実力派ルーカス・ヘッジズ。
さらに、ジャレットの両親役にはラッセル・クロウ、ニコール・キッドマンとアカデミー賞受賞俳優陣が脇を固める。
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また、共演には、映画監督・俳優としてもカリスマ的人気を誇るグザヴィエ・ドラン、ティーンから絶大に支持されているシンガーソングライターのトロイ・シヴァン、「レッド・ホット・チリペッパーズ」のベーシスト、フリーら個性的な面々も出演する。
第76回ゴールデン・グローブ賞ではルーカスの主演男優賞(ドラマ部門)と主題歌賞にノミネートされている本作。その行方とともに続報にも注目していて。
『ある少年の告白』は2019年4月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。