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セクハラでディズニー/ピクサー退職のジョン・ラセターが復帰…Time's Upは憤慨

「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」および「ピクサー」のCCOとして、『トイ・ストーリー』シリーズや『アナと雪の女王』などの大ヒット作を手掛けてきたジョン・ラセターが、復帰する。

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ジョン・ラセター-(C)Getty Images
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「ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ」および「ピクサー」のCCOとして、『トイ・ストーリー』シリーズや『アナと雪の女王』などの大ヒット作を手掛けてきたジョン・ラセターが、復帰する。

2017年に従業員に対するセクハラで6か月の休職に追い込まれ、最終的に昨年いっぱいで退職を余儀なくされたラセターを、「スカイダンス・メディア」がアニメ部門のヘッドとして採用したのだ。

「Deadline」によれば、「スカイダンス」のCEOデヴィッド・エリソンは、ラセターを「並はずれた創造力と実行力のある才能」と評し、「ジョンは自分の態度について率直に誤りを認めましたし、謝罪もしました。昨年の休職中に職場における自分の行動の取り方を分析し、改善にも取り組んだのです」とセクハラ騒動後に採用した理由を語っているという。また、「ジョンは価値ある教訓を得ました。リーダーとして、そして仕事仲間としての能力を発揮する準備ができたと私たちは信じています」とラセターの今後の活躍に期待を寄せた。

一方、セクハラの撲滅を訴える「Time’s UP」運動の支持者たちは、この件について憤慨している。「ジョン・ラセターをアニメ部門のヘッドとして雇う決断をした『スカイダンス・メディア』は、権力のある男性がセクハラをしても何の影響も受けないという破綻したシステムを支持し、永続させるものだ」という声明文を発表した。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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