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現在、日本に先駆けて公開された各国で軒並みNO.1を獲得し、世界興行収入は10億2000万ドル、日本円にして1106億9000万円(1ドル=109円換算/1月15日現在、Box office MOJO 調べ)という驚異的ヒットなっている本作。
ニコールといえば、これまで数々の作品でゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞にノミネートされ、『めぐりあう時間たち』(03)でオスカーを獲得しているハリウッドきっての実力派女優。そんな彼女が演じるアトランナは、アクアマン/アーサー・カリーの生みの母であり、海底帝国アトランティスの王女でもある。アトランナの存在がなければ、『アクアマン』の壮大な物語は始まらないといっても過言ではないほど、本作を語る上で絶対に外すことのできないとても重要なキャラクターだ。
■「アトランナはこの物語のハート」監督のオファーに「飛びついてしまった」
「この映画へのオファーを受けた時、私はかなりシリアスな映画に立て続けに出演していたのよ。だからこういう世界に参加するのが新鮮に思えたの。監督のジェームズは、『最初からあなたをイメージしていました』と言って、私に絵コンテを見せてくれたの。そこまで言われたら、断るわけにはいかないでしょう?」とニコール。
「それにジェームズは才能ある監督だし、情熱家で博識。人柄もすばらしいのよ。それに私の出身地のオーストラリアで撮影すると聞いて飛びついてしまったの(笑)」と監督のジェームズ・ワンから熱烈なオファーがあったことを明かす。
さらにニコールは、アトランナのキャラクターにもひかれたという。「アトランナは女王であると同時に母親なの。だから、息子を守るには息子から離れるしかなかったのよ。そこには犠牲という大きなテーマがある。人は犠牲によって何かを失い、家族にどんな影響を与えるのか。ジェームズは私に『アトランナはこの物語のハートなんです』と言ったわ。とても素敵な表現よね」。

■ジェームズ・ワン監督、脚本段階からニコールを当て書き!
一方、ニコールの出演を熱望したジェームズ・ワンは、「僕はしばらくの間、ずっとニコールと仕事をしたかったんだ。実は彼女と僕は一緒にあるプロジェクトをするはずだったんだ。残念ながらそのプロジェクトは実現しなかった。でも僕たちはお互いのファンで、何か一緒にできる企画を見つけたかったんだ。アトランナの役は、実は脚本段階からニコールを当てていたんだよ。だから彼女が『イエス!』と言ってくれた時は、本当にハッピーで嬉しかったよ!」とニコールへの思いを熱く語り、脚本段階から彼女に決めていたことを明かした。
さらにヒーロー作品では初めて激しいアクションに挑んだニコールについても「彼女のキャリアにおいて必ずしもアクションをやってきていないと思う。こんなに多くのアクションこなしたのは初めてだよね。彼女は本当に素晴らしいよ」と絶賛している。
前代未聞の海中バトルや、アクアマンのユーモア溢れるキャラクターなど見どころ満載の本作だが、ぜひオスカー女優ニコールが演じるアトランナの魅力にも注目してほしい。
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『アクアマン』は2月8日(金)より公開。IMAX(R)3D/4D同時公開。