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そのコースは「SHIBIRE(シビレ)」。本コースは、緑と赤、2色の美しくも刺激的なソースで味わう前菜「よだれ鶏」でスタート。山椒のシビレが快感になっていく牛肉の炒めものの後に、いかにも辛そうな赤いスープが特徴的な山椒と唐辛子を身にまとった鯛(たい)の土鍋煮込みが登場。旨辛スープや鯛や野菜は辛い!熱い!うまい!と連呼してしまいそうだ。
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続く、甘辛のコクあるみそ甜麺醤(テンメンジャン)と豆板醤(トウバンジャン)のコンビネーションが光る「麻婆丼」。そして、後引く辛味がクセになりそうな野菜のスープ。最後は優しい味の王道の杏仁豆腐でシメ。
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山椒の舌を刺激するシビレ感と鼻孔を抜けるさわやかな香りに始まり、食べ進めていくごとに上がる体温と後引く辛さの唐辛子。一方で甘くてコクがある奥深い味わいの甘辛みそ甜麺醤(テンメンジャン)を合わせたり、随所に辛味の中に旨みをプラスした料理を前菜からメインまで堪能できるコース仕立てになっている。寒波途切れぬ冬、ホテルシェフが手掛けるシビレる本格中国料理の数々を、辛いもの好き仲間同士で味わってみては。
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■浦安ブライトンホテル東京ベイ「SHIBIRE(シビレ)」概要
<実施店舗>浦安ブライトンホテル東京ベイ2階 中国料理「花かん」
<利用時間>17:30~22:00(ラストオーダー21:30)
<料金>5,500円(税込)