今年のアカデミー賞授賞式、30年ぶりに「司会者不在」で開催が決定!
2月24日(現地時間)開催の第91回アカデミー賞授賞式は、司会を立てずに行われることが明らかになった。
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昨年12月5日、コメディアンのケヴィン・ハートが今年のアカデミーの司会を務めることが発表され、ケヴィンもツイッターで「何年も願っていたこと」と喜びを爆発させた。しかし、ケヴィンはわずか2日後に「降板」を宣言。理由は過去のケヴィンの「同性愛嫌悪」を示すツイートが明るみになり、「人を傷つけてしまった」ため。有名司会者のエレン・デジェネレスなどが「謝罪もしたのだし、あなたは成長した。もう一度考え直しては?」とケヴィンをなだめるも、彼の意志は固く、首を縦に振ることはなかった。
ケヴィンの降板後、アカデミーは新たな司会候補者探しに奮闘していると伝えられたが、これまで候補者の「決定」は報じられず、「Variety」誌は「今年のオスカーは司会者不在のまま開催される見込み」と報道。それが現実のものとなった。
司会者のいないオスカーは、これまでに1989年の1度きり。今回が30年ぶり、2度目となる。残念ながら1989年の第61回アカデミー賞授賞式は評判が悪く、当時の大スターのジュリー・アンドリュースやポール・ニューマンがアカデミーに手紙を送って苦言を呈したほど。特にオープニングでロブ・ロウらが『白雪姫』の11分間のミュージカルを行ったショーは不評で、手紙には「第61回アカデミー賞授賞式のショーは、アカデミーにとっても映画業界にとっても恥でしかない」と書かれていたそうだ。
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