今年も映画『パラレルワールド・ラブストーリー』『旅のおわり世界のはじまり』とすでに注目作が決まっているなか、今年最初の出演作としてまもなく公開されるのが『サムライマラソン』。染谷さんは“俊足の足軽”を熱演しており、早くも話題となっている。
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日本史上初のマラソン大会といわれる「安政遠足(あんせいとおあし)」を題材にし、佐藤健、小松菜奈、森山未來、豊川悦司、長谷川博己ら主役級キャストが集結した本作。

染谷さんが演じるのは、舞台となる安中藩イチの俊足を誇る足軽・上杉広之進。妻(阿部純子)と子と3人で暮らしているが、その生活は貧しく、優勝者の望みが叶うという遠足で侍に取り立ててもらおうと奮闘する。だが、ある筋から大金と引き換えに「優勝しないでほしい」と八百長を持ち掛けられ、揺れ動く複雑な心境を繊細な演技で体現している。

『バクマン。』では天才漫画家役、『3月のライオン』ではぽっちゃり体型の将棋棋士役など、これまで出演したヒット作ではインドアなキャラクターのイメージも強い染谷さんだが、本作では“藩トップの俊足”という役どころだけあって、とにかく走るシーンが満載! 和装にハチマキ姿で全力疾走する姿を堪能することができる。

染谷さん自身も、「自分がサムライの中で一番の俊足という設定にまず驚いた」と本作での役が新鮮だった様子。また、「日本人の監督だったら絶対に僕をそこにはキャスティングしないはず!」と、メガホンを取ったイギリス人監督のバーナード・ローズらしい配役の意外性について語っている。

さらに撮影をふり返り、「撮影を待っていたら、バーナード監督から『君の出番は終わった。待っている時の君が良かった』と言われた。だからその日は何もせずに終わりました」と、現場のエピソードについても言及。予定調和ではなくフィーリングを重視することでも知られるバーナード監督の現場だけあって、普段とは異なる演出に驚きながらの出演だったことを明かしている。
映画では、藩士たちを鍛えるために開催された遠足が幕府に「謀反の動きあり」と捉えられてしまい、「行きはマラソン、帰りは戦」の怒涛の展開が繰り広げられていく。当初は私欲のために走っていた藩士たちが、やがて大切な者を守るため“真の侍”へと目覚めていく姿は、観る者の胸を打つこと間違いなし!

『サムライマラソン』は2月22日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。