窪田正孝「導いてくれたのは彼女の表情」カンヌで新人・小西桜子を絶賛『初恋』

第72回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された三池崇史監督の『初恋』から、主人公のボクサー・葛城レオを演じた窪田正孝のコメントが到着。

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窪田正孝『初恋』/カンヌ国際映画祭2019 (c) Kazuko Wakayama
窪田正孝『初恋』/カンヌ国際映画祭2019 (c) Kazuko Wakayama 全 16 枚 拡大写真
第72回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された窪田正孝主演、三池崇史監督の映画『初恋』。すでに海外サイトや記者から続々と絶賛の声が相次いでいる本作で、主人公のボクサー・葛城レオを演じた窪田さんのコメントが到着した。

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初のカンヌに「役者として一つの形をもらった気がする」


『初恋』/カンヌ国際映画祭2019 (c) Kazuko Wakayama
本作で初めてカンヌの地を訪れた窪田さん。「去年の冬、みんなで暖を取りながら、カーアクションシーンなどをずっと撮影していて、没頭していたのを思い出しました。みんなで頑張って作り上げたものが、こうやって海を越えてきたのが純粋に嬉しいです」と笑みを見せ、「カンヌというこの地に来れたことで、役者として一つの形をもらった気がしました」と手ごたえを明かす。

主演をつとめた「ケータイ捜査官7」以来、約10年ぶりに三池監督とタッグを組むことに、「三池さんは誰よりも現場を楽しんでいて、どんなに疲れても投げない」と改めて監督への敬意を表し、「モニカ役の(小西)桜子が現場で頑張ってる姿を一番近くで見ていたんですが、監督の発する言葉がとても大きかったです」と語る。

『初恋』/カンヌ国際映画祭2019 (c) Kazuko Wakayama
「“僕たちはモニカを監督としての目線でしか台本を読めない。でもモニカはあなたのものだから、あなたのモニカを演じてください。”って言葉が自分にも言われているようでした」と現場の様子を明かし、「変わっていない三池さんとまた10年前に戻れた感覚になれたのがすごく嬉しかったし、10年間頑張ってきてよかったって思いました。このカンヌもそうですけど、本当にご褒美をいただいた気持ちです」と喜びをあらわにした。

『初恋』(C)2020「初恋」製作委員会
さらに自身が演じるレオというキャラクターについては、「彼自身、中身がすごくピュア。でも、人と接することよりも、拳で語り合いたい感じ。周りから見ると接しずらいタイプかもしれないです」と語った。

あるシーンで「構えていた心が変わった」


『初恋』/カンヌ国際映画祭2019 (c) Kazuko Wakayama
そんな窪田さんとともに演じるのは、オーディションで3,000人の中からを抜擢された小西桜子。重要な役どころ、モニカ役を演じている。窪田さんは彼女について、「普段ぽわっとしているけど、本当にまじめでいい子。どこかにモニカのスイッチがあって、それを三池さんと一緒に作っている姿が印象的でした」と分析する。

多くのシーンを小西さんと一緒に演じたことについて、「モニカと出会って彼の人間臭さが出るように彼女と出会う前は感情をあまり出しすぎないように抑えた」と語り、「彼女と出会ってからは感情をどんどん上げていくようにしました。彼女と一緒にいる中で生まれるいい意味での違和感も大切にしていましたね。なので、桜子が演じるモニカがなかったら、あのレオにはならなかったかもしれないです」と、レオを演じる上で小西さんの存在が大きかったという窪田さん。

『初恋』(C)2020「初恋」製作委員会
中でも印象的なシーンについて、「電車のシーンでの表情がとてもよかったんです。彼女がレオに心の引き出しを見せてくれた気がしました。その後のシーンで、モニカとの距離が近くなったような、構えていた心が変わったんです。そこに導いてくれたのは彼女の表情だったと思います」と語り、新人だからこその自然な小西さんの演技に、自らも影響を受けたことを明かしている。

『初恋』/カンヌ国際映画祭2019 (c) Kazuko Wakayama
最後に、窪田さんは「レオとモニカが新しい人間に生まれ変わっていく様が、どの方が観ても心に響くんじゃないかなと思います。キャストそれぞれに生き様があって、それをすごく丁寧に、かつスピーディーに描いています。1時間48分、のめり込んで欲しいです!」と語り、自信たっぷりに本作をアピールした。

『初恋』/カンヌ国際映画祭2019(c) Kazuko Wakayama
『初恋』は2020年、全国にて公開予定。

《text:cinemacafe.net》

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