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【インタビュー】小松菜奈×門脇麦 惹かれ合い実現した共演は“ハルレオ”として生きた時間

小松菜奈と門脇麦。フレッシュな魅力あふれる若手女優ながら、どこか肝が据わったような、凛とした佇まいのふたりだからこそ、「自分たちで演奏して歌い、演じる」という離れ業さえ、やり切れたのだろう。

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門脇麦×小松菜奈『さよならくちびる』/photo:You Ishii
門脇麦×小松菜奈『さよならくちびる』/photo:You Ishii 全 17 枚
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劇中披露の楽曲「この素敵な曲をどう真摯に伝えられるか」


ふたりが劇中で歌う楽曲に関して、シンガーソングライター・秦基博が主題歌「さよならくちびる」を、あいみょんが挿入歌「誰にだって訳がある」、「たちまち嵐」を提供している。豪華なラインナップには、歌う側のプレッシャーという受け止め方よりも、いかに“ハルレオ”として届けるかに、彼女たちは心を砕いた。

『さよならくちびる』(C)2019「さよならくちびる」製作委員会
「それぞれご本人の声でデモテープに吹き込まれていたので、それがある意味、完成形なんですよね。私が“素敵だな”と思った魅力をいかに減らさずというか、伝えられるかということなんだと思いました。音楽家ではない私たちだから、申し訳ないけど、どうやったってうまくはないので、この素敵な曲をどう真摯に伝えられるかを大事にしました。ライブ会場での歌唱も、エキストラの方とはいえ聴いてくださっているから、自然と楽しんでもらいたいなとか、少しでもいい時間だったな、と思って帰ってもらいたいなという気持ちが生まれてくるものでした」(門脇さん)。

門脇麦『さよならくちびる』/photo:You Ishii
「私は、歌が苦手なので、いままで歌に関わるのが“恥ずかしい”みたいなコンプレックスがあったんです。でも…今回は役だし、ふたりのデュオだったからこそ楽しんでやろうと吹っ切れた感じになりました。お客さんが受けてくれるので、撮影の間だけはアーティストさんになった気分でいましたね(笑)。曲も本当に素敵でしたし、“これは自分たちだけの歌なんだ”って特別感みたいなものがあって、歌っていてもすごく気持ちよかったです」(小松さん)。

小松菜奈『さよならくちびる』/photo:You Ishii
心地のよい空気、やわらかにシンクロするような雰囲気があたりを包み、ふたりの呼吸が交わる。小松さんと門脇さんが“ハルレオ”として生きた時間は、スクリーンに誠実に刻み込まれている。


【衣装クレジット】
小松菜奈さん
Tシャツ¥21,000/kotohayokozawa(kotohayokozawa.com) ワンピース¥40,000/YOHEI OHNO(ESTEEM PRESS TEL 03-5428-0928) シューズ¥59,000/TOGA PULLA(TOGA 原宿店 TEL 03-6419-8136)
門脇麦さん
ワンピース¥78,000/REKISAMI(TEL 03-3373-7493) イヤリング¥10,000/petite robe noire(TEL 03-6662-5436)

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《text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii》

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