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松田翔太、窪田正孝と「結婚したい!」究極の役作り明かす!?

実写映画続編『東京喰種 トーキョーグール【S】』のOSAKAプレミア試写会が6月24日(月)に開催され、主演の窪田正孝と、松田翔太、山本舞香が舞台挨拶を行った。

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『東京喰種 トーキョーグール【S】』OSAKAプレミア試写会 (C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
『東京喰種 トーキョーグール【S】』OSAKAプレミア試写会 (C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社 全 8 枚
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世界累計発行部数4400万部を誇る超人気コミックスの実写映画続編『東京喰種 トーキョーグール【S】』のOSAKAプレミア試写会が6月24日(月)に開催され、主演の窪田正孝と、松田翔太、山本舞香が舞台挨拶。トークセッションやクイズコーナーで大盛り上がりとなった。

>>『東京喰種 トーキョーグール【S】』あらすじ&キャストはこちらから

公開まで東京・大阪・パリの3都市でのみ、試写会が行われる本作。貴重なOSAKAプレミアに当選したファンたちで溢れる会場に、窪田さん、松田さん、山本さんが登場すると一気にヒートアップ!

窪田正孝、2年ぶりのカネキ役は「役者冥利に尽きる」


『東京喰種 トーキョーグール【S】』OSAKAプレミア試写会 (C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
窪田さんらキャスト陣は、本作鑑賞後の観客の前に登壇するのは今回が初めて。映画を見終えたばかりの観客に対し、窪田さんは「皆さんの率直な感想を聞きたいですね!」と興奮気味。前作を経て2年ぶりにカネキ役を演じたことについては、「作品が続くというのはすごくありがたい。役者冥利に尽きるところがありますね」と思い入れを語った。

また、全世界で3回だけ行うという貴重な試写会のうち、2回目となるOSAKAプレミア。大阪の印象を聞かれると、窪田さんは大阪のフレンドリーさに言及。「関西の方は壁が無い方が多いですよね。物理的な距離も近いというか(笑)、『窪田君やんな!写真撮ってくれる?』と友達かのように話しかけていただいたり、東京では味わえないノリがあります」と笑顔を見せた。

松田翔太の“愛情表現”に「この映画は大恋愛映画なので!」と窪田さん


(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
続いて話題は、キャスト陣の役作りへ。窪田さんは、カネキの独特な“受け身”の芝居について、「前回は、鈴木伸之君演じる亜門と戦っていたんですが、僕は基本的にぼこぼこにされていて(笑)。芝居もリアクションが全てで、どれだけ無様にやられるかで相手の強さがわかる。カネキ自身は受け身で、周りの皆が起こす事件や騒動に巻き込まれていく“巻き込まれ型”なので、その受け身さを大切に演じていますね」と熱くコメント。

そんなカネキと相対する、<グルメ>と呼ばれる史上最悪の喰種・月山を演じた松田さんは、「気持ちよかったですね~!」と満足気。「窪田君が素直に演じてくれるので、僕がどれだけ変態な役でもやりやすかったです」と、窪田さんの“受け身”演技を絶賛。

また、強烈なキャラクター・月山役での怪演が早くも話題となっている松田さん。役作りについては「(カネキを)『喰べたい』という気持ちは、そのままだと理解はしにくいので、『好き』という気持ちに置き換えて、とにかく『結婚したい!』『愛し合いたい!』という極限の愛に持っていくしかないなと思いました」と、独特なアプローチを取っていたことを告白。これには窪田さんも深く頷きながら、「バトルアクション映画と言ってはいますが、この映画は大恋愛映画なので!」と熱弁した。

そしてカネキと共に喫茶店「あんていく」に身を寄せるヒロイン・トーカ役の山本は、本作で激しいワイヤーアクションを自らこなしていることでも話題に。「アトラクションみたいな感じで楽しいです!」と余裕の笑みを浮かべながら、「出来上がるまでは想像しながら演じているところも多かったので、完成を見てすごいなと思いました」と手応えを感じている様子だった。

フルフェイスマスクの下で「どんな恍惚の表情をしているか、想像して」


『東京喰種 トーキョーグール【S】』OSAKAプレミア試写会 (C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
実際に映画を観て気に入ったシーンを問われると、窪田さんは月山とマーガレット(マギー)が登場する冒頭のシーンをピックアップ。そのシーンで月山は喰種のマスクを着用しているが、こちらは映画のオリジナルで原作とはデザインが異なり、松田さんのアイデアによるところも大きいのだという。そのマスクをつけて、マーガレットが月山に捕まって大変な目に合うシーンを「大好きです!」とお気に入りシーンに挙げていた。

対する松田さんは、フルフェイス状態のこだわりのマスク表現について、「月山の異常さを表現するときに、マスクの中でどんな恍惚の表情をしているか、皆さんに想像してもらったほうがいいと思いまして。息遣いでも彼の異常さを表現できたらいいと思った。漫画やアニメも見させていただいたんですが、現実に置き換えたときにどうしたらいいのかもすごく考えました」と語った。

『東京喰種 トーキョーグール【S】』(C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
トークの後はクイズコーナーへ。本作では、美食を求めて喰種たちが集まる謎の“喰種レストラン“が登場するが、今回のプレミア会場となった大阪も“食の都”として有名。劇中での月山のセリフのように「トレビアン」なグルメがたくさんあることから、上映前に観客に「キャストの皆さんにお薦めしたいトレビアングルメ」の投票を実施、キャスト陣がその順位を当てることに。

山本さんが定番の「たこ焼き」を押すなか、窪田さんと松田さんはあえてはずす策を選び、最終的に3人で選んだのは、1位:ミックスジュース、2位:甲子園カレー(甲子園球場で食べられるカレー)、3位:たこ焼きの順に。投票の結果1位に輝いたのは…「たこ焼き!」。これには山本さんも「ほら言ったじゃん!」と思わずツッコミを入れる事態となった。

『東京喰種 トーキョーグール【S】』OSAKAプレミア試写会 (C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
イベントの最後には、キャスト陣からファンたちにメッセージ。山本さんは「続編ができるように、みなさんで盛り上げていきましょう!」と元気にコメントし、松田さんは「『松田翔太の変態っぷりがヤバかった』というところなど、体験した感じをそのまま、いろんな人に伝えていただけたら光栄です」と会場を沸かせた。

そして窪田さんは、「本作を大恋愛映画と言わせてもらいましたが、人を好きになる形はそれぞれ違うものだったりしても、その大元には愛情があって、それがやっぱり人間という生き物なんだということを、この作品はまざまざと感じさせてくれます」と、主演として映画に対する熱い思いをあらためてコメント。

さらに、「今回はR15指定で、日本だけではなく世界に発信していくプロジェクトとしてやらせていただいています。仲間や家族についても描いているし、近くにいる人への日頃の感謝も気付かせてくれる作品です。映画を観たら、純粋に翔太さんの変態ぶりだったり、舞香ちゃんのかっこいいアクションだったりを、素直に誰かに伝えていただけたら、この作品をやった意味があるんじゃないかと思います」と語り、イベントを締めくくった。

『東京喰種 トーキョーグール【S】』OSAKAプレミア試写会 (C)2019「東京喰種【S】」製作委員会 (C)石田スイ/集英社
『東京喰種 トーキョーグール【S】』は7月19日(金)全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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