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今回到着したのは、スーツに特化したメイキング映像で、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランド(トムホ)が本作で着用した4つのスーツに迫りつつ、彼の撮影風景も交えて、スーツに隠された想いにも触れていくものとなっている。
1つ目は、ヒーローの師匠であるアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)から送られたメタリック調のアイアンスーツ。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ/エンドゲーム』で初登場し、宇宙空間での戦闘時に着用した。背中から伸びる自在に動かせる4本のスパイダーアームや手から放つリパルサー・ウェブなどの性能があり、本作でも、その機能が十分に発揮されていることが予告映像からも分かる。
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2つ目は、「思い入れのある」ホームカミングスーツ。MCU作品初登場となった『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアイアンマンから初めて送られたハイテクスーツ。多彩な形状の糸を放つウェブシューターをはじめ、脇に装着したウェブ・ウィングで宙を飛び、胸のクモのエンブレムとしてドローンを格納。さらに、スーツはサイズフリーで、着た後に空気を抜いて体にフィットさせるオート・フィット機能も完備されている。本作ではヨーロッパの旅行先に忍ばせて持ち歩く。
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3つ目は、本作初登場のステルススーツ。劇中ではこれを着たスパイダーマンは“ナイトモンキー”という愛称で呼ばれ、ヨーロッパが敵に襲われた時に正体を隠すために作られた。歴代のスーツには似つかわしく黒で覆われている。トムホも一番のお気に入りのようで、ニック・フューリーが作った力作だ。
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衣装スーパーバイザーのグラハム・チャーチヤード曰く、「シールド」の特殊用素材を使用していることからも分かる通り、スパイダーマンを頼りにするニックの心情が伝わる。“スパイダーマン風キャプテン・アメリカ”とトムホが表現するように、素性を隠した素早い動きで相手を惑わせる。
4つ目は、赤黒スーツ。本作ではトニー・スタークが残した装置を、ボディガード兼ドライバーであるハッピー・ホーガン(ジョン・ファヴロー)が受け継ぎ、ピーターがそれを使用して作った新たなスーツ。「赤と黒で施されており、いかにも壁を登れてクモ糸を出せそうな見た目だ」とトムホも絶賛。
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新たなアイアンマンが必要ないま、トニーの意志を受け継ぐかのようなシーンにも注目。MCUの父でもあるアイアンマンのオマージュとしてさらなる活躍が期待される。
全米公開で新記録を樹立!世界1.9億ドル突破
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全米では4,634館で公開を迎えると、火曜日初日のみで国内興行収入3925万ドルを記録、北米における火曜日の歴代最高興収の記録を樹立。公開初日の7月2日(火)から週末7月7日(日)の6日間にかけて、およそ1億2500万ドルの成績をおさめることが予想されている。
また、日本と同日公開となった中国では、オープニング週末で9800万ドルという数字を叩き出し、全米より1日早く7月1日(月)に公開したオーストラリアでもソニー・ピクチャーズ作品史上最大のオープニング成績をおさめ、累計の世界興収は7月2日(火)時点ですでに1億9000万ドルを突破! 日本では7月4日(木)時点で、累計動員89万1,950人、興収13億2281万4,730円を記録し、快進撃が続いている。
さらに、本作の公開を記念し、新シリーズ第1弾である『スパイダーマン:ホームカミング』が今週7月5日(金)21時より日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて地上波初放送。スパイダーマン旋風がこの夏を席巻することは間違いなさそうだ。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は全国にて公開中。