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『E.T.』『グーニーズ』『スタンド・バイ・ミー』から『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』などなど、80年代のハリウッドは10代の若者たちを主人公にしたジュブナイル映画の黄金期であり、スラッシャー映画と呼ばれるホラー&スリラーが量産された時代だった。
本作には、そんな80年代へのオマージュが盛り沢山。郊外に暮らす15歳のオタク少年デイビーが、ひょんなことから隣に住む警察官が実は連続殺人犯なのではと疑いを抱き、個性がバラバラの親友3人とともに極秘捜査を開始する。
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この度解禁する本編映像は、仲良し4人組が隣に住む“容疑者”の警察官マッキーの家に侵入するシーン。真っ暗なマッキーの家の中を恐る恐る進む4人。初めは軽口をたたくだけの余裕があったが、悪臭漂い散らかる室内の様子から、マッキーが犯人だと確信するデイビーの「まだ僕を疑うか?」という言葉に、3人はついに黙り込む。
真っ暗な室内が静まり返り、4人の緊張と恐怖がピークに達した瞬間に鳴り出した電話に飛び跳ねる4人。定番のドッキリ演出ではあるものの、ホッとしたのも束の間、部屋の電気のスイッチに手を伸ばしたウッディの前に何者かの手が飛び出してくる! 映画ではその後、デイビーたちが徐々に事件の真相へと迫っていくが、ついに犯人の魔の手が襲い掛かる! 真犯人の正体は…?
やがて急展開を迎えるクライマックスには、『スタンド・バイ・ミー』や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のように、純粋無垢な思春期の終わりが映し出されるという本作。80年代のジュブナイル映画好きや「ストレンジャー・シングス」ファンのハートをも、がっちりと掴むに違いない。
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『サマー・オブ・84』は8月3日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。