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今回公開されたのは、アルゼンチン犯罪歴史の中で最も有名な連続殺人犯の少年・カルリートス(ロレンソ・フェロ)と相棒ラモン(チノ・ダリン)が盗みに入った宝石店で、まるで恋人同士のような“ただならぬ雰囲気”を醸し出す2人の姿。映像冒頭は、宝石店で真珠のイヤリングを手に取ると、おもむろに自分の耳に飾り、鏡の前でモデルのようにポージングを決めるカルリートスの姿が映し出される。
窃盗中にも関わらず、もたもたするカルリートスに苛立ち、「何してる? 俺を外で待たせて」と怒鳴るラモン。だが、ブロンドの巻き気に真珠のイヤリングが相まって、“美少女”のようなカルリートスに目を奪われたラモンは思わず、「マリリン・モンローみたい…」と声を漏らす。鏡越しのカルリートスに「似合うよ」と優しく呟き、身体を近づけ、じっと見つめ合う2人…。
さらに映像では、鏡の前でキザに拳銃を構えポーズを決めるお茶目な2人の様子や、“キス寸前”の至近距離で密着し、見つめ合う2人の姿も捉えられており、友情だけではない、それ以上の感情の渦巻きを思わせる映像となっている。
そんな2人がじっと見つめ合うカットと、カルリートスの腰に手を回し、優しく抱きしめるラモンの姿を捉えたカットも到着。
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天使のような愛らしさで周囲を魅了するカルリートスと、鋭くワイルドな視線で見る者の目を離さないラモン。対照的な存在である互いに強く惹かれ合う役どころを演じたロレンソとチノだが、共演シーンも多く、撮影や合間も特に2人は同じ時間を共にしたといい、そのおかげもあって本当の友人同士になれたと、後にロレンソはふり返っている。劇中同様、プライベートでも親密な関係を築きながら撮影に挑んだ2人の“罪”に注目だ。
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『永遠に僕のもの』は8月16日(金)より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。