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長澤まさみ、1人芝居に初挑戦 女優人生20年の節目に新国立劇場で

来年2020年で女優生活20年を迎える長澤まさみが、初めての1人芝居に挑戦。ロンドン・ウエストエンド発の「ガールズ&ボーイズ」に挑む。

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来年2020年で女優生活20年を迎える長澤まさみが、初めての1人芝居に挑戦。ロンドン・ウエストエンド発の「ガールズ&ボーイズ」に挑む。

2000年1月に、第5回「東宝シンデレラ」でグランプリを受賞しデビューして以来、映画、TVドラマ、舞台で、人間ドラマ・アクション・コメディーとあらゆるジャンルで様々なキャラクターを演じ、女優業を邁進する長澤まさみ。近年では『銀魂2 掟は破るためにこそある』『マスカレード・ホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP』、舞台「新感線☆ RS『メタルマクベス』disc3」など、話題作が相次いでいる。

長澤まさみ/『マスカレード・ホテル』完成報告会見
そんな長澤さんが、新国立劇場制作の1人舞台に挑戦。2018年にロンドン・ロイヤルコート劇場にて、英国アカデミー賞女優キャリー・マリガン(『17歳の肖像』『ワイルドライフ』)によって初演された「ガールズ&ボーイズ」に出演する。

1人の女性が、ある空港で男性と恋に落ちて結婚するが、幸せなはずの生活が突然崩れ始めるという物語。現代社会における様々な歪みが描かれるストーリーで、ロンドンを訪れ初演を観た新国立劇場・演劇芸術監督の小川絵梨子氏が強い衝撃を受け、上演権を獲得した作品。

小川氏は日本で演じる最初の人物として、長澤さんを指名。演出は、人間の愛憎や可笑しみ、哀しみを、圧倒的な脚本・演出力で表現し、観客を魅了する蓬莱(ほうらい)竜太。今回、待望の超強力なタッグの誕生となる。

長澤さんは、この1人芝居のオファーに「私自身の成長を楽しんで下さっている観客の皆さんに面白がって貰える様、この機会を恐れずに先ずは試してみようかなと思っているというのが正直なところです」と明かし、「演出の蓬莱さんをはじめ制作スタッフやチームの皆さんと一緒に同じ方向を向いて歩いて行けたら」と決意のコメント。

長澤まさみ
また、新国立劇場・演劇芸術監督の小川氏は、「まさにいまの時代を映した秀逸な女性の一人芝居であり、『この作品をぜひ日本で上演できないか』と考えました。しかし、素晴らしい作品ではあるけれど、演じる俳優にとってかなりハードルが高いことは間違いない。そして誰にこの難役とも言える主人公を演じてもらえばいいのか…? 劇場スタッフとも話し合った末に出した結論は、長澤まさみさんなら生き生きと、繊細さと力強さの両面を持ったこの主人公を演じてもらえるのでは」とオファーの理由を明かしている。

「ガールズ&ボーイズ ーGirls & Boysー」は2020年5月、新国立劇場 小劇場にて公演。

《シネマカフェ編集部》

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