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岸井ゆきの&シム・ウンギョンが最優秀新進女優賞に「TAMA映画賞」発表

「第11回TAMA映画賞」にて『長いお別れ』と『嵐電』が最優秀作品賞に選ばれ、『天気の子』『新聞記者』が特別賞を受賞、『愛がなんだ』で共演した成田凌と岸井ゆきのがそれぞれ最優秀新進男優賞・女優賞に選ばれた。

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国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第11回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が決定。『長いお別れ』と『嵐電』が最優秀作品賞に選ばれ、『天気の子』『新聞記者』が特別賞を受賞、『愛がなんだ』で共演した成田凌と岸井ゆきのがそれぞれ最優秀新進男優賞・女優賞に選ばれた。

毎年晩秋に開催されている映画ファンの祭典「第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM」が今年も開催。併せて、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するTAMA映画賞も発表された(2018年10月~2019年9月に劇場公開された作品が対象)。

『天気の子』(C)2019「天気の子」製作委員会
映画ファンを魅了した事象を表彰する特別賞に選ばれた『天気の子』は、「少年・少女が緻密に描かれた東京の街並みから壮大な天空に放たれた開放感は、言葉に表せないほどの映像体験を観客にもたらした」、そして『新聞記者』は「昨今の政治的題材に取り組みながら苦悩する個人に光を当てたドラマを作り、終演で拍手が起こる『新聞記者現象』を引き起こした」との受賞理由。

『長いお別れ』(C)2019『長いお別れ』製作委員会 
『嵐電』『こはく』などに主演した最優秀男優賞・井浦新には「経験に裏打ちされる思慮深さ、知性と品、色気を自在に調節し作品のカラーに溶け込む、映画界になくてはならない存在」、『長いお別れ』で認知症が進行していく父親を演じた山崎努には「一瞬みせる敬愛される家族の長としてのお父さんの姿は、俳優・山崎努の凄みを感じさせた」との声が寄せられた。

『宮本から君へ』(C)2019「宮本から君へ」製作委員会 
最優秀女優賞を受賞した蒼井優には「『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』において、多岐にわたる役柄を演じ分け、観客の脳裏に鮮烈に焼き付けた」、同じく前田敦子には「『旅のおわり世界のはじまり』で演じた女性像は、女優・前田敦子の資質・魅力と鮮やかにシンクロし、稀有な存在感を放った」とのコメント。

『愛がなんだ』(C)2019『愛がなんだ』製作委員会
『愛がなんだ』から『人間失格 太宰治と3人の女』まで多彩な作品で大活躍を見せた成田凌には「身近にいそうな自然な佇まいで役に溶け込む一方、他方では誰もが持つ弱い部分を丁寧に演じ、多彩な表現力で観客を魅了した」、同じく『愛がなんだ』で主演をつとめた岸井ゆきのには「ヒロインを大胆な立ち居振る舞いと繊細な眼差しで体現し、リアルな恋愛群像劇のなかにキュートな魅力をもって立ち上がらせた」との受賞理由が寄せられ、『新聞記者』で松坂桃李とW主演をつとめたシム・ウンギョンも、「真実を追い続ける真剣な表情・確かな演技力は、観るものを強烈に作品に引き込み、初出演の日本映画で鮮烈な印象を残した」と最優秀新進女優賞を受賞した。

『新聞記者』(C)2019『新聞記者』フィルムパートナーズ
<第11回TAMA映画賞 受賞作品・受賞者>
最優秀作品賞[本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰]
『嵐電』  鈴木卓爾監督、及びスタッフ・キャスト一同
『長いお別れ』 中野量太監督、及びスタッフ・キャスト一同

特別賞[映画ファンを魅了した事象に対し表彰]
新海誠監督、及びスタッフ・キャスト一同  『天気の子』
藤井道人監督、及びスタッフ・キャスト一同  『新聞記者』

最優秀男優賞[本年度最も心に残った男優を表彰]
山崎努  『長いお別れ』
井浦新  『嵐電』『こはく』『赤い雪』『止められるか、俺たちを』『宮本から君へ』ほか

最優秀女優賞[本年度最も心に残った女優を表彰]
蒼井優  『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』『ある船頭の話』『海獣の子供』
前田敦子  『旅のおわり世界のはじまり』『葬式の名人』『町田くんの世界』ほか

最優秀新進男優賞[本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰]
成田凌  『愛がなんだ』『チワワちゃん』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女』『翔んで埼玉』ほか
清水尋也  『ホットギミック ガールミーツボーイ』『パラレルワールド・ラブストーリー』『貞子』

最優秀新進女優賞[本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰]
岸井ゆきの  『愛がなんだ』『ここは退屈迎えに来て』『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season風』
シム・ウンギョン  『新聞記者』

最優秀新進監督賞[本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰]
山戸結希監督 『ホットギミック ガールミーツボーイ』『21世紀の女の子』
奥山大史監督  『僕はイエス様が嫌い』

「第11回TAMA映画賞授賞式」は11月17日(日)、中央大学 多摩キャンパス クレセントホールにて開催。

「第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM」各種上映プログラムは11月23日(土・祝)~12月1日(日)、東京都多摩市内の3会場にて開催。

《シネマカフェ編集部》

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