「私、失敗しないので」のセリフでおなじみ大門未知子が病院のなかで騒動を巻き起こしながらも、一切の妥協を許さず医師として突き進む姿を描いた医療ドラマである本作。一昨年放送された第5シーズンも好評のうちに終了。2年ぶりに今回の第6シリーズが放送開始となった。
大門を米倉さんが演じ、経営破たんの危機に瀕した「東帝大学病院」にファンドの出資を受け入れる院長の蛭間重勝に西田敏行、蛭間らにひたすら尽くす海老名敬に遠藤憲一、「東帝大学病院」の次世代超低侵襲外科治療担当部長となる加地秀樹に勝村政信。フリーランスの麻酔科医・城之内博美に内田有紀。
次世代インテリジェンス手術担当外科部長の潮一摩にユースケ・サンタマリア、次世代がんゲノム・腫瘍内科部長の浜地真理に清水ミチコ、蛭間派の医師役で鈴木浩介、戸塚純貴ら。丹下派の外科医で藤森慎吾。病院長秘書の伊倉瑠璃に河北麻友子。新人看護師の大間正子に今田美桜。
そして蛭間が「東帝大学病院」を再生させるために招聘したファンドの投資家・ニコラス丹下に市村正親、その使用人で「東帝大学病院」の新事務長に就任する鮫島有に武田真治。
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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
人里離れた山奥で大門はニコラス丹下という日系二世のブラジル人と出会う。丹下の料理を食べながら意気投合していると、丹下の使用人・鮫島有が落石に腕を挟まれてしまう。このままでは腕が壊死すると判断した大門は鮫島の腕を切り落とすと告げる…。
その頃、「東帝大学病院」を経営破たんから救うため蛭間は海外医療ファンドからの300億円出資を受け入れ、投資ファンドのマネージャーを副院長に招聘することを決める。その男こそ医師免許も持つ海外投資ファンドのマネージャー・丹下だった。丹下は「今世紀最大のコストカッター」と呼ばれ恐れられている人物で、さっそく附属病院の統廃合、医師・スタッフのリストラを断行、業務の合理化を推進する新部門を設立する。
そんななか食堂のおばちゃん・岩田一子(松坂慶子)が突然胸の痛みを訴える。丹下が導入したAIは肺塞栓症と診断、手術を受けるがその5日後、一子が再びかっ血で倒れる…というのが第1話のストーリー。
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これまでのシリーズも印象深いキャラクターが多かった本作だが、今シーズンから参加となった市村さん、鮫島さん、ユースケさん、清水さんら新キャスト陣も“濃い”面々視聴者からは「今回のドクターXは出演者が濃いなぁwww」「出だしから諸々濃いw」「また濃いなぁ。濃いよぉ」「ニコたんサイドのキャラ濃いなぁ」などの声が上がる。
またAIの指示を無視して手術を続行、患者の血圧が危機的状況まで低下するなかで「私、失敗しないので」と言い切る大門に「きました!名言」「名セリフきたー!やっぱ大門先生すごい」など、大門の復活を待ちわびた視聴者からの歓声にも近い喜びのツイートが寄せられている。