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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』、未公開映像を加えて北米で再上映

クエンティン・タランティーノ監督作の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、4つの新しいシーンを含む10分の未公開映像を加え、再び北米の映画館で公開される。

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クエンティン・タランティーノ監督作の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が、4つの新しいシーンを含む10分の未公開映像を加え、再び北米の映画館で公開される。ソニー・ピクチャーズが発表した。

ソニーで配給権を担当するエイドリアン・スミスが、「観客のみなさんは、この作品に絶大な支持を寄せてくれました。私たちはこの映画を本来意図された形で、映画館の大きなスクリーンでまた見てもらうという機会をもうけることにしたのです。クエンティン・タランティーノが贈る60年代のさらなる世界や音楽を、特別な楽しみとして付け加えて」と語っている。25日(現地時間)から北米の1000館の映画館で再公開されるという。

この情報は、25日にオリジナル版の公開が予定されていた中国において、公開が「保留」になった直後に発表された。中国では公開前から同作でのブルース・リーの描写が問題視されており、タランティーノ監督はそのシーンを再編集して公開するつもりはないと宣言していた。

大きな映画市場である中国で未公開にもかかわらず、同作はタランティーノ作品の中で『ジャンゴ 繋がれざる者』に次ぐ大ヒットを記録している。

《賀来比呂美》

休日は猫とお酒と海外ドラマ♪ 賀来比呂美

大学で映画学を専攻、卒論のテーマに『ガタカ』を取り上げる。卒業後は映画やドラマのロケ地で有名なバンクーバーに留学し、街中に溶け込むベニチオ・デル・トロやアイス・キューブを見かけて大興奮。映画三昧の生活を送る。帰国後、数社を経て雑誌編集者として出版社に勤務。シニアの愛猫と過ごす時間を増やすべく、2016年からフリーランスライターに。執筆ジャンルは映画、音楽、ペットなど。人の話を聞くのが大好きで、俳優、ピアニスト、医師など数百名への取材経験あり。

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