※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【インタビュー】鈴木亮平、俳優人生の第二章はがむしゃらに「恐れずにやっていく」

スクリーンに映っていれば、目で追わずにはいられない。そんな人が、「とにかく注目を浴びたくない。自分を見ないでほしいと思っている人」になりきり、心の叫びを伝えてくる。やはり、役者はすごい。『ひとよ』の鈴木亮平を目にし、そう感じる人は多いだろう。

最新ニュース インタビュー
注目記事
鈴木亮平『ひとよ』/photo:You Ishii
鈴木亮平『ひとよ』/photo:You Ishii 全 15 枚
拡大写真

俳優人生の第二章がスタート


俳優・鈴木亮平にとっての“ひとよ”を聞くと、「いっぱいありますけど、やっぱり最初に決まった映画のオーディションかな」と述懐。2007年、森田芳光監督の『椿三十郎』が映画デビュー作だ。

「若侍7人ほどを選ぶオーディションで。何百人と集まった中から、だんだん落とされていくんです。『コーラスライン』方式ですよね。ドキドキするし、いつ終わるかも分からないし。開始から5時間半後、“君たちに決定しました”と言われた瞬間のことはずっと忘れられません。嬉しかったです」。

鈴木亮平『ひとよ』/photo:You Ishii
そして、“ひとよ”を積み重ねた現在、「いままでやってきたものを一旦忘れ、また一からいろんなものを積み上げたい」と明かす。

「舞台も映像も関係なく、なんでもやっていきたい気持ち。大河ドラマが終わって、その後に映画を2本ほど撮って。ふと感じたのが、『西郷どん』は俳優人生の第一章を締めくくる作品だったということ。それくらい、強烈だったんです。そう気づいたとき、“第二章はもう始まってる!”となって。がむしゃらに、リスタートする気持ちで、恐れずにやっていく時期が来たなと思いました」。

鈴木亮平『ひとよ』/photo:You Ishii
第二章はどんなテーマで? と聞くと、「それを決めちゃうとね。がむしゃらじゃなくなるので」。では、「第二章はどうでしたか?」といつごろ聞けばいい? と確認してみると、「なるほど! そうきましたか」と笑顔を見せる。

「う~ん、50歳くらい…かな? 14年後になりますね。先は長いなあ…。でも、お芝居を始めてからで数えると、第一章もそれくらいの長さでしたし。本当に、聞きに来てくださいね(笑)」。
  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3

《text:Hikaru Watanabe/photo:You Ishii》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]