初監督作品『マイ・マザー』で世界に鮮烈な印象を与え、その類いまれなる才能に世界が酔いしれた『わたしはロランス』、カンヌ国際映画祭審査員賞『Mommy/マミー』、カンヌ国際映画祭グランプリ『たかが世界の終わり』などの作品で知られるグザヴィエ・ドラン。

衝撃のデビューから10年を経て、ニューヨークを舞台に初めての英語作品が完成。人気俳優ジョン・F・ドノヴァンを演じるのは、役柄と全く同じように、自身もTVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」ジョン・スノウ役で世界的スターに躍り出たキット・ハリントン。

ドノヴァンと“秘密の文通”を交わす少年・ルパートに扮するのは、『ルーム』で観る者を感涙させた天才子役ジェイコブ・トレンブレイ。
さらに、ナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンらアカデミー賞受賞女優、「ウエストワールド」のエミー賞受賞女優タンディ・ニュートンが脇を固め、観客を魅了する演技のアンサンブルを繰り広げる。
アデルや「ザ・ヴァーヴ」など、歌詞と物語がシンクロする絶妙な音楽、登場人物のほとばしる感情に揺れる映像で、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏に迫る本作。さらなる高みへと到達したグザヴィエ・ドランが、切なくも衝撃的な“死と生”を巡る物語を描き切る。

この度、公開されたポスタービジュアルでは、キット・ハリントンが演じる美しきスター、ジョン・F・ドノヴァンの憂いを含んだ鋭い眼差しと、「僕を知るのは、世界にただ一人。君だけー」というドノヴァンの孤独を感じさせる印象的なキャッチコピーが見る者を惹きつける力強い1枚に仕上がっている。また、もう1枚のビジュアルには、キットのほか、本作に出演する豪華ハリウッドスターが勢揃いしている。

人気俳優ジョン・F・ドノヴァンが死んだ――
舞台はニューヨーク。大ヒットTVシリーズに出演し、一躍スターの座へと駆け上った人気俳優のジョン・F・ドノヴァンが死んだ。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた彼の死の真相をにぎる鍵は、世間で一大スキャンダルを巻き起こした、11歳の少年ルパートとの“秘密の文通”。100通以上に渡る手紙から明かされる、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏。若くして世を去った美しきスター、ジョン・F・ドノヴァンの、切なくも衝撃的な死の真相とは――。
『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は2020年3月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。