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本作は、ひとりの女性の成長を華やかに描き、女性が元気になれるビタミンムービー。1969年でアオザイを仕立てる母と対立中の主人公・ニュイ。到着した映像では、彼女がアオザイを着て現代に突如タイムスリップする様子が映し出される。
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そして、現代ではファッション業界で働くことになるが、自慢のファッションセンスをトップデザイナーから一蹴されてしまう。
グエン・ケイ監督は「素晴らしいことがたくさんあり希望に満ちた、私が一番愛している1960年代と、ベトナム史上最もエネルギッシュな現代を同時に描きたかった」と先日行われた来日記者会見で本作の製作意図を明かし、「用意したアオザイは全部で231着。1960年代の象徴である水玉模様を現代的にアップデートしたものも登場させています」と劇中衣装についてのこだわりも。
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映像でも様々な衣装が登場しており、レトロモダンなシャネル風スーツ、シックなノースリーブ、彩り鮮やかなアオザイなど、ワクワクする映像に仕上がっている。
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また、クラウドファンディングサイト「READYFOR」では、本作のバリアフリー字幕版・吹き替え版・音声ガイド版の製作を目指すクラウドファンディングプロジェクトがスタートした。
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『サイゴン・クチュール』は12月21日(土)より新宿K’sシネマほか全国にて順次公開。