イベントにはジェニファー・リー(監督、脚本、チーフクリエイティブオフィサー)、クリス・バック(監督)、ピーター・デル・ヴェッコ(プロデューサー)、夫妻で作曲家チームのロバート・ロペス&クリステン・アンダーソン=ロペス、日本版のアナを演じる神田沙也加が出席した。
ジェニファー・リー監督「皆さんが注いでくれた愛情に値する作品になっていれば」

前作に続き、メガホンをとり、いまやディズニー・アニメーションのクリエイティブ部門のトップでもあるリー監督は「日本の皆さんが前作を愛してくださったことに、大きな意味があった」と感謝を示し、「今回の続編が、皆さんが注いでくれた愛情に値する作品になっていれば。私たちの愛、インスピレーション、そして感謝を感じてください」と日本のファンにメッセージ。
誰もが愛するキャラクターたちにも“変化”が訪れると言い「例えば、アナとクリストフの関係ね。アナはゆっくりと進展させたいはず。ハンスのときの反省があるから」と話していた。

また、共同監督のバックは、会場に駆けつけたコスプレのファンに向けて「前回、日本にお邪魔したときと大きく違うのは、皆さんがアナやエルサを愛し、“自分の”キャラクターにしてくれていること。人生の一部にしてくれるなんて、本当にうれしい。お礼を言わせてください」と感激した気持ちを伝えていた。
神田沙也加「アナでいられることは、いつも誇り」

前作からアナ役を続投する神田さんは「こうやって、皆さんとご一緒できて、すごくうれしい。緊張よりも光栄、感謝、興奮の気持ちで胸いっぱいです」としみじみ。リー監督らとは、およそ6年ぶりの再会となり「監督とお会いすると、お話しているだけで涙が流れてしまう」と瞳を潤ませる瞬間も。

「私にとっては大切な作品であり、大切なキャラクター。感謝しかないですし、人生の宝物をいただいた。アナでいられることは、いつも誇りでしたし。これからも一緒に歩んでいけたら」と強い思い入れを示す神田さん。ロペス夫妻による新曲メドレーが生披露されると、「これこそ見たかった光景で、聞きたかった歌声!」と感激しきりだった。

『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国にて公開。