本作は、アリゾナ州北部の都市・フラッグスタッフのペインテッド砂漠にある、アーティストのジェームズ・タレルによる大規模アート・インスタレーション「ローデン・クレーター」にて行なわれたカニエの人気ゴスペル・イベント「サンデーサービス」(日曜礼拝)のパフォーマンスを、今夏に収録したもの。
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「ローデン・クレーター」とは、死火山の噴火口とその周囲を天文台につくり変える壮大なプロジェクトで、1972年から天文学者や建築家らとともに制作を開始。半世紀近く経った現在でも未だ完成しておらず、ジェームズ・タレルのライフワーク・プロジェクトとなっている。アートや建築に深い造詣を持つカニエは、昨年12月にこの「ローデン・クレーター」を訪れており、今年1月には「ローデン・クレーター」プロジェクトへ1000万ドル(約10億8600万円)もの巨額の寄付を行なっていた。
Kanye and team visiting the Roden Crater by James Turrell in Flagstaff, Arizona earlier this week.
— TeamKanyeDaily (@TeamKanyeDaily) December 21, 2018
Kanye also visited the location on December 11. pic.twitter.com/4rySiP5Ujs
本作『ジーザス・イズ・キング』が「ローデン・クレーター」の内部を撮影した世界初公開の映像となり、音楽ファンだけではなく、アート業界からも高い関心が集まっている。また、カニエ自身が所有するワイオミング州のコーディにある牧場でも撮影された。
本作は北米350館以上のIMAXシアターと、世界125館以上のIMAXシアターで10月25日にプレミア公開され、大ヒットを記録。最新アルバム「ジーザス・イズ・キング」の収録曲のほか、カニエによってアレンジされた伝統的なゴスペル13曲をサンデーサービス聖歌隊が演奏。IMAX限定で公開される本作は、IMAXの臨場感溢れるサウンドと鮮明な映像により、唯一無二な体験をすることができる。
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監督は、以前からカニエのミュージックビデオを手掛けてきた、世界的に有名なイギリス人フォトグラファーのニック・ナイトが務める。
今回解禁された特報では、最新アルバム収録曲「Selah」に乗せ、本作のオープニングにもなっている「ローデン・クレーター」の空撮映像からスタート。そして、「ローデン・クレーター」内部やゴスペル聖歌隊の映像がたたみ掛ける。また、メイキング映像には「自分は伝道師でゴスペルを広めることが使命」と語るカニエのナレーションや、撮影方法について語るジェームズ・タレル、歌唱するゴスペル聖歌隊をニック・ナイトとともに自ら撮影しスタジオでMA作業をするカニエの姿のほか、マルコによる福音書からの言葉などがインサートされている。
『ジーザス・イズ・キング』は12月6日(金)~12月8日(日)、グランドシネマサンシャインにて3日間限定公開(上映回:連日19時40分の回)