19世紀を代表する女性作家、ルイザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」。南北戦争時代を舞台に力強く生きるマーチ家の四人姉妹の絆と成長をハートフルに描いた物語は、これまで幾度となく映画化されてきた。そんな世界中から愛される物語を、今回『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督がアレンジして映画に。

マーチ家の四姉妹、美しくてしっかりものの長女メグ、活発で信念をまげない作家志望の次女ジョー、内気で繊細なピアニストの三女ベス、人懐っこいが頑固な末っ子エイミー。本作ではジョーにフォーカスを当て、さらに幼少期からではなく成長し大人になった姿から物語が構成されており、自分が信じた道を進むために、立ちはだかる障害や心の葛藤をエモーショナルかつ大胆で繊細に描く。
キャストには、主人公ジョー役をすでにアカデミー賞常連と呼ばれ、今回主演女優賞にノミネートが決定したシアーシャ。ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役を『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ。
さらにメグ役をエマ・ワトソン、ベス役をエリザ・スカンレン、エイミー役を期待の新星フローレンス・ピュー。マーチ家の愛されてやまない愛情豊かな尊き母親役をローラ・ダーン、四姉妹の裕福なマーチ叔母役をメリル・ストリープが演じている。
『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は2020年3月、全国にて公開予定。