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ステージに乗るエル演じるヴァイオレットが、少し緊張気味に自己紹介するシーンから始まる本MV。彼女が初めてオーディションでパフォーマンスを披露したシーンの本編映像だ。
彼女がオーディションの1曲目に選んだのは、ロビンの「ダンシング・オン・マイ・オウン」。田舎で暮らし、“自分の居場所がない”と感じるヴァイオレットの心の内と重なるような曲をパワフルに歌い上げている。
『アイ・アム・サム』でわずか2歳でスクリーンデビューを飾ったエルは、以降、『マレフィセント』『アバウト・レイ 16歳の決断』『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』に出演し順調にキャリアを積み重ね、いまや様々な作品に引っ張りだこ。
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そんな彼女は、本作では本格的な歌唱シーンに吹き替えなしで挑戦。圧倒的な表現力を歌でも見せつける。エルは「音楽映画や歌う役には昔から興味があり、山ほどあるやりたい事リストの1つでした」と語り、自ら出演を熱望したほど。さらに「私は歌手としては知られていなかったので、この役を貰うために歌手が出来るということを証明しなくてはなりませんでした。そして、マックス・ミンゲラ監督に会って話をしたら、この映画を同じように捉えていたし、同じビジョンを持っていることが分かりました。それで余計にどうしてもこの役をやりたくなって、チャレンジを決意したんです」とコメント。
そしてエルは、打合せ後すぐから3か月間、毎日歌の特訓を行ったそうで「音楽プロデューサーのマリウス・デ・ヴリーズとヴォーカルトレーニングをしたんです」と猛特訓を明かし、マックス・ミンゲラ監督も「そのトレーニングと基礎づくりのおかげで私もより大胆に歌唱シーンを撮ることができた」とそんな努力を称えている。
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『ティーンスピリット』は2020年1月10日(金)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。