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『G.I.ジョー』最新作は日本で撮影!主演ヘンリー・ゴールディング「今まで開拓されなかった領域に」

「G.I.ジョー」最強の戦闘能力を持つシリーズNo.1人気キャラクター“スネークアイズ”を主人公に据えた最新作『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』が日本公開決定、日本で撮影が敢行される。

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『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』 (C) 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2020 Hasbro. All Rights Reserved.
『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』 (C) 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2020 Hasbro. All Rights Reserved. 全 5 枚
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日本をはじめ全世界でメガヒットを記録した大ヒットアクション映画『G.I.ジョー』で、刀を武器に戦い「G.I.ジョー」最強の戦闘能力を持つシリーズNo.1人気キャラクター“スネークアイズ”を主人公に据えた最新作『Snake Eyes』(原題)の製作発表会が行われ、邦題『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』として日本公開が決定、日本で撮影が敢行されることも発表された。

『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるヒットメーカー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラがプロデューサー、『RED』や『ダイバージェント』シリーズでアクション描写に定評のあるロベルト・シュヴェンケが監督を務めた本作。漆黒のマスクで正体を隠し、これまで謎に包まれてきた“スネークアイズ”誕生の秘密が明かされる、ファン待望のシリーズ最新作となる。

この度、日本各地のロケ撮影の開始前に、ロベルト・シュヴェンケ監督、主演のヘンリー・ゴールディングや『関ケ原』などで国内外に活躍する実力派俳優・平岳大、安部春香、小路アンドリュー、イコ・ウワイス、そして『るろうに剣心』シリーズのスピード感溢れる斬新な殺陣を手掛けたアクション監督・谷垣健治といった豪華キャスト&スタッフ陣が来日し、製作発表会に登壇。また、ハリウッド映画では異例となる数か月に及ぶ日本国内撮影の成功を祈り、会場の日枝神社にて来日キャストとスタッフ一同にて祈祷を行った。

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』 (C) 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2020 Hasbro. All Rights Reserved.

日本を舞台に、忍者の道を歩んでいくスネークアイズ描く


まず、製作発表会では、エグゼクティブプロデューサーのエリック・ハウサムが登場し、「たくさんのマスコミ陣にお集まりいただき、ありがとうございます。とても嬉しいです」と感謝の挨拶。

続けて、「本作は、ハリウッドでも有名な『G.I.ジョー』の映画シリーズの最新作で、コミック市場でも有名かつ象徴的であり、また日本でもゆかりのあるキャラクターである“スネークアイズ”誕生の物語が描かれていきます。彼はこれまでの映画でも語られたことがなく、そして常にマスクを着けているので声さえも誰も聞いたことがない謎のキャラクターでした。本作では、タフで孤独なスネークアイズが、日本の嵐影という組織に入り、忍者の道を歩んでいくところから描かれていきます。アクションもたっぷりと詰め込まれたスリル満載の話ですので、是非とも期待してください」と、主人公スネークアイズと物語の概要を説明した。

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』 (C) 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2020 Hasbro. All Rights Reserved.
世界各国から集まったキャスト&スタッフ陣について問われると、「本作の為に、日本は勿論、イギリスやインドネシア、マレーシア、ドイツ、カナダなどから国際的で素晴らしいキャストがこの作品に集ってくれました。今回の来日は叶わなかったのですが、『トランスフォーマー』シリーズなども手がけるプロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラや、1作目にも登場したスカーレット役を今回演じるサマラ・ウィービングといった面々、日本からは他に石田えりさんも参加しています」と、名だたるキャスト陣の名前を発表した。

なぜ、日本での撮影を選んだのかと問われると、「まずは、スネークアイズという日本にゆかりのあるキャラクターが主人公で、彼の物語を描くということで、日本を舞台に撮影をすることとなりました。個人的に、私は日本の映画監督である黒澤明さんの『七人の侍』がとても大好きで、黒澤さんが映画を撮影した地で、この映画を撮ることが出来ることをとても光栄に思っています。本作の物語は、日本で撮影をしないと完成しないものだと思っていますし、日本の文化や伝統にも直結していますので、お城や寺といったロケーションで、壮大なアクションも取り入れながら、数か月の撮影を予定しています。場所は姫路、大阪、茨城です」と日本に向けた熱い想いと、撮影地についても明かした。

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なお、本作は内閣府が初めて実施する、地域経済の振興等に関する外国映画ロケーション誘致に関する実証調査の対象作品に選ばれていることから、本作の取り組みについて発表するために平将明内閣府副大臣も登壇した。

ヘンリー・ゴールディング「象徴的なキャラクターを演じることは光栄」


作品概要やロケ誘致について説明をする第一部が終了し、キャスト&スタッフ陣が登壇する第二部がスタート。シュヴェンケ監督、主演のヘンリー、平さんほか、谷垣アクション監督らが、大きな拍手とフラッシュの嵐に包まれながら会場に登場。

まず監督が日本で撮影することで、もっとも楽しみにしていることについて問われると、「私はずっと日本映画のファンで、海外の映画では日本の映画が特に好きなんです。今回、日本に来て、沢山のロケ地で撮影できることが嬉しくて、夢が叶った気持ちです」と笑顔でコメント。

また、主演に大抜擢されたヘンリーといえば、『クレイジー・リッチ!』のセレブ御曹司役で一躍脚光を浴び、ガイ・リッチー監督最新作『The Gentlemen』(原題)にも起用されている注目度No.1俳優。『G.I.ジョー』シリーズでも一番人気のキャラクターであるスネークアイズを演じることについて、「大変知名度も高く象徴的なキャラクターを演じることを光栄に思います。彼はとても謎に包まれたキャラクターですが、あのマスクの裏に一体なにを秘めているのか、彼がどのような過程を経てあのようなキャラクターになっていったのかが明かされていくというのは、私にとっても素晴らしい体験になると思います」と撮影を楽しみにしている様子。

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主にイギリスを拠点として活躍しているアキコ役の安部さんは「海外で活動している日本人俳優としては、いつか日本でやりたいと夢を見ていたので、日本に帰ってくることが出来て、さらには一流の素晴らしいキャスト&スタッフの皆さんに囲まれて、とても感激しています」と、念願の日本での撮影に喜びをあらわに。

ストームシャドー役の小路アンドリューさんは、「私は半分日本人なのですが、これまでの役者人生で日本人役を演じたことがなかったので、今回の撮影はとても興味深い経験になると思っています。自分の半分の血の伝統と文化を学ぶことができるので楽しみです。すべての役は必ず理由があって自分の元へ来ると思っているので、今回の役も頑張ります」と意気込みを明かした。

ケンタ役の平さんは、ハリウッドの大作に参加することについて「1か月半くらい皆さんで汗を流して稽古をして、そして撮影に入ると、セットや衣装のスケールが本当に大きくて…。すでに世界のエネルギーをひしひしと感じています」と、その重みを噛みしめながらコメント。「撮影もこれからですが、どんな映画に仕上がるのか本当に楽しみです」とハリウッド大作ならではの大規模な撮影に気合いを見せる。

『ザ・レイド』シリーズで知られるイコ・ウワイスはハードマスター役を演じるが、これまでのシリーズと一風変わったアクションを披露することについて、「祖父がインドネシアのプンチャック・シラットの達人で、私もマーシャルアーツを10歳からはじめました。今作では日本のスタイルと、私のスタイルを合わせ持ったアクションを谷垣さんチームとともに作り出すことがとても楽しみです」と明かし、『G.I.ジョー』シリーズに欠かせないアクションが今作でどのように描かれるのか期待を寄せた。

「すごいアクションが見れると思います!」谷垣アクション監督が自信


『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』 (C) 2020 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro, G.I. Joe and all related characters are trademarks of Hasbro. (C)2020 Hasbro. All Rights Reserved.
そして本作でアクション監督を務める谷垣さんは「すごいアクションが見れると思います!監督が日本映画にすごく詳しくて、『十三人の刺客』や、池広一夫監督の『無宿人御子神の丈吉 牙は引き裂いた』や、三隅研次監督の作品など、様々な日本映画の印象的なシーンを私に教えてくれて、そのアイデアを吸収しながら、ストーリーとキャラクターに基づいたアクションを作っていきました。個性的な武器がたくさん出てきますし、いろんなアクションの要素が全部詰まっているのが、このシリーズの魅力でもあると思うので、期待していただきたいです」と自信を覗かせる。

ヘンリーはいよいよ開始する日本での撮影について楽しみなことについて問われると、「日本での撮影は初めてなのですが、2014年にTV番組の仕事で9つの都道府県を回り、そこで美しい日本の光景を目にしたので、今回もとてもワクワクしています。撮影地となる姫路、大阪、茨城で可能な限り美味しいものを食べ、日本の方々との時間も楽しみたいと思います」とコメント。

最後に監督がこれから撮影の始まる本作について「世界中の観客に、今までに描かれてこなかったシネマの側面をみせたいと思っています。チャンバラやカーアクションのほかに任侠っぽさなど日本の文化から引用した要素を盛り込んでいます。きっとこれまで見たことのない特別な作品になると思います」と語り、そしてヘンリーも「まったく新しい『G.I. ジョー』を見せることができるのではと思います。今まで開拓されなかった(『G.I.ジョー』シリーズの」領域に入っていき、監督のアイデアと日本への愛を込め、僕自身敬意を持って、日本の美しさを見せられたらと思います」と意気込みを明かした。

ハリウッド映画で異例ともいえる数か月に及ぶ長期間の日本撮影が行われる本作。続報にも注目していて。

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は2020年、全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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