カンヌ監督賞受賞、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ『その手に触れるまで』5月公開
第72回カンヌ国際映画祭で見事監督賞を獲得したジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌの監督最新作が『その手に触れるまで』(原題:LE JEUNE AHMED)の邦題で5月22日(金)より日本で公開されることが分かった。
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物語は、ベルギーに暮らすゲーム好きの普通の少年アメッドが、徐々に尊敬するイマーム(イスラム指導者)に感化され、過激な思想にのめり込み、その思想にとって脅威と思われる考えの先生を殺さねばならない、と思い込んでいく…というストーリー。
8作品連続でカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出されているダルデンヌ兄弟の監督作品。また、本作の監督賞受賞をもって、パルムドール大賞(『ロゼッタ』『ある子供』)、男優賞(『息子のまなざし』)、女優賞(『ロゼッタ』)、脚本賞(『ロルナの祈り』)、グランプリ(『少年と自転車』)と、審査員賞を除く全ての主要賞受賞という史上初の偉業を成し遂げた。
カンヌ国際映画祭での上映後には、『ナルニア国物語』シリーズや『フィクサー』に出演するティルダ・スウィントンが客席で拍手を贈る姿もあり、「NYタイムス」など各媒体、ウォルター・サレス監督やアモス・ギタイ監督も本作に称賛を送っている。
『その手に触れるまで』は5月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
《シネマカフェ編集部》
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