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梶裕貴「実写でありつつ、アニメのような」海外ドラマ初主演「タイタンズ」を語る

「タイタンズ<シーズン1>」がリリース中。この度、本作の主人公ロビン/ディック・グレイソンの吹き替えを務めている声優・梶裕貴が、収録の感想やキャラクターの魅力などを語った。

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バットマンの相棒ロビンが繰り広げる中毒者続出のDCTVシリーズ最新作「タイタンズ<シーズン1>」がリリース中。この度、本作の主人公ロビン/ディック・グレイソンの吹き替えを務めている声優・梶裕貴が、収録の感想やキャラクターの魅力などを語った。

アニメ「ティーン・タイタンズ」を原作に実写ドラマ化した本作は、バットマンの相棒ロビンと特殊能力を持つ仲間がチーム「タイタンズ」を結成し、強大な悪に立ち向かうストーリー。アメリカで配信スタート直後から中毒者が続出し、レビューサイトRotten Tomatoでは80%の高評価を獲得と話題沸騰中。

そんな本作でブレントン・スウェイツ演じるロビン/ディック・グレイソンの吹き替えを担当しているのが、人気声優の梶さん。

「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役をはじめ、「七つの大罪」「マギ」「アオハライド」など数々のアニメ作品で主演やメインキャストを務める梶さんだが、海外ドラマシリーズの吹き替えでは、本作が初主演。「実は、これまでに劇場アニメ『ニンジャバットマン』で5代目ロビンのダミアンを演じさせていただいていたり、新人の頃にはアニメ『バットマン ゴッサムナイト』にも出演させていただいていたので、個人的には、どこかロビン役に不思議なご縁を感じています」と本作出演への心境を明かす。

第1話収録については「主人公役ということもあり、現場において自分がしっかりお芝居の軸として存在していないと、みんなを不安にさせてしまうだろうという思いもありましたし、第1話は“役作り”という重要な作業工程もあったので、緊張しましたね」とふり返り、「現場の空気自体も、アニメの収録現場とはまた違いますが、回を重ねるごとに役者さん同士の和というのも生まれて、とても『タイタンズ』らしい空気感が出来上がってきたように感じています。ドラマの中で描かれているチームの絆、現場でのつながりもどんどん強くなっていったのではないかなと思っています」と収録の様子を語る。

「タイタンズ<シーズン 1>」(C)TITANS AND ALL RELATED CHARACTERS AND ELEMENTS TM & (C) DC & WBEI. (C) 2020 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
本作の見どころについては「『バットマン』の世界観の中で、DCヒーローのサイドキックたちをメインとして、いろいろなキャラクターがダークでシリアスなドラマを繰り広げているところにすごく惹かれます。実写でありつつ、アニメのようなスケールの大きさやキャラクターの個性の強さが、すごくシンプルかつ印象的に入っていきながらも、伏線が少しずつ明らかになっていく複雑な構造の物語にもなっていて、ライトに見てもディープに見ても楽しめる作品」と説明し、「タイタンズというチームを軸に、今までなかなか深く掘り下げられるような機会のなかったサイドキックたちにもスポットが当たっていて、他のDC作品に新たな興味を持つきっかけにもなる作品だと思います」と力説。

「タイタンズ<シーズン 1>」(C)TITANS AND ALL RELATED CHARACTERS AND ELEMENTS TM & (C) DC & WBEI. (C) 2020 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
また、「ディックはタイタンズの中心人物としてみんなを引っ張っていくリーダー的存在。正義感が強くて真っ直ぐな男でありつつ、頑固で融通がきかない一面もあります」と今回声をあてたキャラクターについて説明した梶さん。

第1話のロビンの「バットマンがなんだ」というセリフがとても衝撃的だったそうで、「もともとサイドキックとしてバットマンと一緒に活躍してきた彼に、一体何があったのか…というところが、このドラマの中で重要なポイントなわけですけど、それにしても第1話の引きとしてはものすごいものがあったなと思いますね。もちろん、その言葉にはちゃんとした理由があるわけで…そこはぜひ、皆さんご自身でご覧いただきたい部分です」とアピール。

そんなロビンに扮したのは、『キング・オブ・エジプト』のベック役や、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ヘンリー・ターナー役などを演じたブレントン。彼について梶さんは「すごく清潔感があって、スマートでクールな印象が強かったんですけど、本作でのお芝居を観ていると、意外と子供っぽい表情をする瞬間もあって」と印象を明かし、それを踏まえて「当初のイメージからは少し声や演技の質を組み立て直さなければなと思いました。とはいえ、何よりもそのエピソードごとのディックに違和感のないような声を当てられたらと考えているので、どんな表情をした時にもちゃんとディックだと思ってもらえるような、一本筋の通っている吹替えができればなと思っています」とコメント。

「タイタンズ<シーズン 1>」(C)TITANS AND ALL RELATED CHARACTERS AND ELEMENTS TM & (C) DC & WBEI. (C) 2020 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
また本作には、梶さんのほかにも鹿野真央(スターファイヤ―)、小見川千明(レイブン)、石井マーク(ビーストボーイ)、松井茜(ダヴ)、神尾佑(ホーク)らが出演しており、「ブレントンさん以外にも美男美女がたくさん登場する本作ですが…収録現場も美声で溢れかえっています!なので、そのあたりにも、ぜひ注目してください!(笑)」と呼びかけている。

「タイタンズ<シーズン 1>」(C)TITANS AND ALL RELATED CHARACTERS AND ELEMENTS TM & (C) DC & WBEI. (C) 2020 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
「タイタンズ<シーズン1>」商品情報
Blu-ray発売中、DVDレンタル中、デジタル配信中
ブルーレイ コンプリート・ボックス¥13,000(税込)
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

《シネマカフェ編集部》

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