※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

志田未来×花江夏樹W主演、岡田麿里脚本アニメ『泣きたい私は猫をかぶる』公開

志田未来と花江夏樹が主演を務める「スタジオコロリド」長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』の公開が決定。特報映像とティザービジュアルも到着した。

映画 邦画ニュース
注目記事
『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会 全 9 枚
拡大写真
志田未来と花江夏樹が主演を務める「スタジオコロリド」長編アニメーション映画第2弾『泣きたい私は猫をかぶる』の公開が決定。特報映像とティザービジュアルも到着した。

ストーリー


クラスで「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれる、自由奔放でちょっと変わった中学2年生の笹木美代。ムゲは熱烈に想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人に毎日、果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には、誰にも言えないとっておきの秘密があった。

大好きな日之出のそばにいられる唯一の方法、それは猫になって会いにいくこと。人間のときには距離を取られてしまうが、猫のときには日之出に近づける日々。猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになっていく。このままずっと、彼のそばにいたい。でも、“私”に戻ることができなくなる――。

『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

「スタジオコロリド」最新作


『ペンギン・ハイウェイ』で第42回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、ファンタジア国際映画祭 今敏賞(ベストアニメーション賞)を受賞した新進気鋭のアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る本作は、奔放で繊細な主人公・ムゲが、恋するクラスメイト・日之出と唯一素直に向き合える魔法と出会う、ちょっと不思議な物語。

今回、「美少女戦士セーラームーン」シリーズの佐藤順一と、スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』に携わった新進気鋭のクリエイター・柴山智隆がW監督。脚本は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』の岡田麿里。キャラクターの繊細な心情の描写に定評がある岡田さんが、渾身のオリジナルストーリーで物語を鮮やかに描き出す。

『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

志田未来×花江夏樹が共演


『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
主人公のムゲこと笹木美代、猫・太郎を演じるのは、『借りぐらしのアリエッティ』『風立ちぬ』などスタジオジブリの長編アニメーション映画で声の出演も果たしている志田さん。もう一人の主人公・日之出賢人は、「ダイヤのA」小湊春市役や「四月は君の嘘」有馬公生役、「東京喰種トーキョーグール」金木研役など数々のキャラクターを演じてきた実力派声優の花江さんが務める。

『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
演じるキャラクターについて「本当に明るくて、まっすぐな女の子」と印象を明かした志田さんは、「今時珍しいくらい自分の気持ちを素直に出す子なので、観ていてすごく気持ちのいい子です。ただ、周囲からの愛に気づけていない幼い部分があったり、学校などで見せる外の顔と自分の部屋にいる時に見せる内の顔にギャップも見られます」と魅力を語る。

『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
花江さんは「すごく雰囲気がいい作品というか、日常をきりとっているんですけど、すごくファンタジーがあって、そこの絶妙な感じがすごく素敵」と作品の印象を話し、日之出については「日之出は思っていることを全面に出せない男の子で、将来の夢とかこれから先の未来をどう進んでいくか、まだ決めかねている。中学生らしいといえばらしいのですが、ムゲから日之出に向けられた気持ちに、なかなか気づいてあげられなかったりとか。そういう思春期真っただ中の、男の子だなと、思います」とコメントしている。

『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

「本当は――」猫にも注目の特報映像


『泣きたい私は猫をかぶる』(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会
猫のお面を持って落ちていくムゲのシーンから始まる本映像。あることから猫に変身できる不思議なお面を手にしたムゲは、猫になって大好きな日之出に会いに行く。日之出の部屋に行ったり、胸に飛び込んだり、愛情を全身で表現する猫・太郎。しかし、魔法のような時間は長くは続かず…。映像美も覗ける映像となっている。


クリエイター陣コメント


佐藤順一監督


もし猫だったらもっと楽に生きられるかもしれない。まわりにあわせて自分の心にふたをしたり元気なふりをしたり、笑顔をはりつけたりしなくていいから。うまくやれなくて波立つ心を絶えず隠して陽気にふるまう少女を志田未来さん、波立つ心を自ら押さえつける少年を花江夏樹さんが、自然さとヒリヒリした痛みが同居する二人を鮮やかに演じてくれました。

柴山智隆監督


「ムゲと日之出と猫たちを、煙突の立ち並ぶこの街にありありと描きたい。まだ見ぬ”となりの世界”も」佐藤監督をはじめ、信頼できるスタッフと試行錯誤しながら少しずつ積み上げていく作業は面白く、スリリングな毎日でした。ムゲたちが生きる世界と時間を少しでも身近に感じていただけたら嬉しいです。

脚本・岡田麿里


佐藤監督の匠の技と、柴山監督の作品への深い愛情、スタッフひとりひとりの日々の情熱により、どこか懐かしい作品が生まれました。主人公のムゲというあだ名は、無限大謎人間の略です。謎の多い状況のなか、謎と思われているムゲの成長を、劇場でご覧いただけたら幸いです。

『泣きたい私は猫をかぶる』は6月5日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

特集

関連記事

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]